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言葉を大切に。言葉を紡ぐ人になるために

「誰かの選択肢を広げるような、記事や文章を書きたい」
そう語るのは、とにかく本が好きで300冊の本に囲まれて暮らしているあおさん。彼女が書く記事や文章には1つ1つの言葉を大切に選んでいる印象を受ける。

ライティングのスキルを強化し、誰かの選択肢を広げるようなコンテンツを届けるために、POOLOJOBを受講している。

POOLO JOBは、旅を仕事の1つにするトラベルクリエイターコース。3ヶ月間、旅先の経験をコンテンツ化する力と発信力を磨きます。

トラベルクリエイターコース|POOLO | TABIPPO.NET

旅が好きなのはもちろんだが、彼女の記事や発信をみていると本や言葉というワードが思い浮かぶ。彼女にとっての、本とは、言葉とは、言葉を紡ぐとは。今回は旅以外の部分に光をあててインタビューをした。

本を読むことが日常に

年間約100冊読み、300冊の本が家にあるという。本を読むことが日常になるまでの、彼女にとっての本という存在を深堀していく。

あおさんの家の本棚



ー子どもの頃から好きだった本。そんな本とあおさんの歴史を教えてください。

小学生のころは児童書を読んでいました。中高生のころは部活に入っていて時間がとれず、日常的に本を読むことはできていませんでした。ただテスト前には図書館によく入り浸っていました。大学生になり時間ができたことと、大学内の図書館が魅力的だったこともあり、また本を読むようになりました。さらに、アルバイトをするようになって、自分で買える本の幅が広がったことから、「あ、そういえば自分って本好きだったよな」と思い出し、日常的に読みはじめました。そこからずっと読み続けていて、今は毎月3〜5冊というペースで読んでいます。

ー社会人になってからも本を読むことが日常になっていると話すあおさん。
あおさんにとって本とはどんな存在ですか。


悩みに対する答えやヒントをくれる存在です。
自分の性格的に悩んでいることをリアルタイムでなかなか人に相談するタイプではありません。全部終わって解決した後に「実はこうだったんだよね」とか「こう決めたんだよね」と共有することが多いです。
これに迷ってるんだよね。これに悩んでるんだよね。ということを外に出さないので、本の登場人物に自分自身を重ね合わせて読んで、本の中にある言葉で「私はこういうふうに言ってほしかったんだな」とほしかった言葉に気づくことが多いです。
物語を通してかけてほしかった言葉をもらうことで自分が救われたり、他人からどう思われているか客観視して、自分の現在地を確認することができるものが本だと思います。

ー本の中で出会った感情が大きく動いた言葉を記録している。
印象に残っているフレーズを教えてください。


印象に残っているフレーズは3つあります。

幸福とは、自分が実はひとりだということを、なるべく感じなくていい人生だ

「キッチン」/ 吉本ばなな

幸せってなんだろう?と疑問に思っていた時に出会った言葉。
この言葉と出会って、自分の中での幸せの定義についてすごく納得しました。

無知であることは最強の武器で、無知の時しかできない行動がある

「自分思考」/ 山口絵理子

自分に武器がないと思っていた大学生のときに出会った言葉。
一歩踏み出す勇気をあたえてくれました。何かに挑戦しようとしているときや何か新しいことを始めようとしているときなど、この言葉をよく思い出します。

「現実はさぁ」と言われたら、「現実はこれからわたしがつくるんだよ」と答える自分でありたいと思う

「今日は、自分を甘やかす」/ 夏生さえり

現実は厳しいと周りから言われていたときに、現実は自分が作っていくものなんだからだと背中をおしてくれた言葉です。

言葉を紡ぐこと

彼女にとって大切な言葉。誰かの選択肢を広げるような、何かの魅力を伝える記事や文章を書きたいと思ったきっかけとは。


ー魅力を伝えたいと思ったきっかけを教えてください。
きっかけは前職で判断基準として数字が重要視されていて、他の要素が置いてけぼりになり選択肢が狭まっていていることを疑問に思ったからです。だからといって数値以外の魅力を伝えることは、すごく難しいなと感じました。じゃあその魅力を伝えてだれかの選択肢を増やすことにつながる仕事ってなんだろう。と考えた時に、会社や組織、人の魅力をつたえる広報やPR・マーケティングの仕事をしたいと思うようになりました。



ー投稿している記事や話している時も1つ1つの言葉を大切にしている印象を受けました。魅力を伝えていくうえで大切にしていることはありますか?
当たり前なのですが、誰かを傷つけるような言葉は発信しないように心がけることです。それは、私自身が言葉で傷つく人間だと自覚しているからだと思います。どうしても相手の見えないところに傷を残す可能性を考えます。受け取り方はもちろん人それぞれなので、すべての人が私と同じような価値観ではないことは理解はしています。このような姿勢が言葉を大切にしているという印象につながるのかもしれません。

言葉を紡ぐ人になるために

誰かの選択肢を広げるような、何かの魅力を伝える記事や文章を書くための第一歩を踏み出した。


ーPOOLOJOBの受講を決めた理由は何ですか?
受講を決めた理由は2つあります。
1つ目は、書くことを体系的に学びスキルを向上したかったからです。読む、書く、言葉、文章が昔から好きでした。書くことは苦ではなかったので、書くことを今後の仕事の軸のひとつにしたいなと思っていました。

2つ目は、同じ温度感を持った仲間と一緒に学ぶことができると思ったからです。私自身が旅が好きなことももちろんあって、旅が好きっていう共通点で集まってくるコミュニティってすごくいいなと思いました。人との繋がりに魅力を感じて、最終的にPOOLOJOBへの参加を決めました。


ーPOOLOJOBを受講して1か月半。入る前後の変化はありますか?
変化としてまとめると3つあります。
1つ目は、書くことに対するハードルがいい意味で下がりました。課題で定期的に記事を執筆するのですが、4000文字の文章もなんとか食らいつくことができるようになってきました。

2つ目は、思うままに書いて表現するのは、やっぱり楽しいなという発見があったことです。すべてが好きなように書けるわけではないけど、ある程度テーマがありつつも、自分がこう思います、という自分なりの表現をすることができます。そのため、書くという行為が自分にとっては楽しいことであるという再認識をすることができました。

3つ目は、自分が書いた記事に対して感想をもらえると嬉しいと知ったことです。これはアウトプットする機会が多いからこそ、わかったことだと思います。考えてることを言語化する作業は結構好きです。

ただ考えるだけではなくて文章にすることで、そこに対して感想やフィードバックをもらうことができます。この表現はもっとこうするべきなのではとか、この要素も入れるべきなのではと、仮説検証をまわし、試行錯誤を重ねます。仮説検証をまわす大切さをPOOLOJOBを受講することで体験することができました。


ーあおさんの今後について教えてください。
文章を書くことを仕事の軸の1つにしたいと思っています。まだライターになるための具体的な方法は正直全然わかっていない部分もあります。一歩を踏み出すのに躊躇することもあります。誰かの選択肢を広げるような記事や文章を書きたいというビジョンを達成するために、ライティングを体系的に学ぶことと、現場で活躍してる人の考えに触れることを大切にして、POOLO JOBを最後まで駆け抜けたいです。

Xユーザーのあお | 本と旅(@aobook7)さん


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