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おばさんと電車と死体【リレー小説/⑥】(闇夜のカラス様・ひよこ初心者様・はそやmさんの続きです)


いきなり参戦
お邪魔いたします(。´・ω・)。´_ _)⁾⁾ ペコッ

こちらのリレー小説に
コソッと参加させていただきました。

おばさんと電車と死体【リレー小説/①】|闇夜のカラス

おばさんと電車と死体【リレー小説/②】(闇夜のカラス様の続きです)|ひよこ初心者

おばさんと電車と死体【リレー小説/③】|闇夜のカラス

おばさんと電車と死体【リレー小説/④】(闇夜のカラス様の続きです)|ひよこ初心者


おばさんと電車と死体【リレー小説/⑤】(闇夜のカラス様・ひよこ初心者様の続きです)|はそやm





え?さっきから何が
起こってるの?


私は確か
『初恋の人』『電車』『故郷』『幸せ』
のキーワードで思い出の
あの人に合うために電車に乗ったはず。


なのに、男性は倒れているし
おばさんと青年は
口論してから男性を……。



1両編成の田舎の電車
狭い車内の座席越しに確認する。


こんなホラーな展開なんて
望んでないよ。
私は怖くて、ぬいぐるみを
抱きしめながら
『平和』もキーワードに
入れておくべきだったと
後悔しながら震えていた。


静かになったと思えば
おばさんと青年が優雅に
食事を始めた。


こういうアクシデント的な
演出だったの?
やっと静かになった車内。
きっと「幸せ」を感じるための
イベントなのかも!
やっと状況が理解出来た
私は、ゆっくりと座席に座った。


「あ、見て! 島が見えてきたよ!」

おばさんの声に反応して窓越しに見える
島に熱い視線を送る。
あの『故郷』で
『初恋の人』と『幸せ』を
感じられる。
胸が高鳴って来た。


でも、穏やかな時間は長くは
続かなかった。
静かになったと思った車内に
男性の怒鳴り声が聞こえる。

恐る恐るみると
血だらけ?!
悲鳴をあげそうになるのを
堪えて、状況を確認していく。

え?血だらけじゃない?!
目まぐるしく変わる展開に
脳が追いつかない。

「島に到着するよ!」

おばさんのひときわ大きい声に
ビクリと体が反応した。

状況を理解できないまま
私はもうすぐ故郷に帰れるみたい。

車内であった事には
忘れてしまおうと固く決意した。




リレー小説にお邪魔させて
いただきました。
ありがとうございました(>᎑<`๑)♡

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