あすか

文章を書いて、短歌を読みます。

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最近の記事

2024/3/1 瞬間湯沸かし器のような自分

24時を回って、1時半。 外の音がなくなって、部屋の加湿器の音だけが聞こえる。 最近、自分のことを瞬間湯沸かし器のようだと思う。「なんで!」と頭に来ることがあると、自分の中に留めて置けず直ぐにカッとなり、怒りながら愚痴を吐いてしまう。冷静になれば、相手の立場になれば、「そんなに怒ることじゃ無い」そう思うのに、その瞬間はもう怒りが先頭に来て旗を振って私を連れていく。 そう長く続く怒りでないところがまた瞬間湯沸かし器のようだと思う。シューッと蒸気と共に抜ける圧の様に、ふと我に

    • 2月6日 子供と過ごす眠い毎日

      ぐずる子供のオムツを替えて授乳するため、「眠い……」と思いながら起き、6時前なのでまだ寝れると何度目かわからない二度寝(?)をする。最近何時に起きて、なんのために起きたか、どうして起きたのかを覚えていない。 昨晩はなんだかやたらと寝たり起きたりを繰り返して、眠くて仕方なかった。夜中に自分の足にじんましんが出て、痒かったのは覚えている。寝不足なのはそのせいもあるかも。じんましんの薬も飲めないので、とりあえずムヒを塗って寝た。 バレンタインデーを送るべく、イオンで買って、そのま

      • 冬、訪れを感じる出来事

        冬になったな、と思う。 今日、久しぶりに髪を染めに美容院へ行った。私の車は軽自動車で、エンジンをかけてからエアコンが暖かい空気を出すまでに時間がかかる。車の中は冷蔵庫かしらと思うほどで、握ったハンドルも勿論きゅっと冷たかった。 赤信号で止まるたび、太ももの間に手を挟み暖をとる。信号が青になると、きゅっと冷たいハンドルをまた握った。 道ゆく中学生や高校生の中に、タイツも上着も着ていない子がいたりする。「私も昔は平気だったのに」とモコモコのカーディガンにコートを携えた自分に老

        • つめがのびる

          産後慌ただしく過ごす中で、ふと手元を見ると爪がずいぶん伸びていることがある。 おむつを替えたり、抱っこしたり。子どもに触ることが多い分、マメに切っているつもりだが、気づくとずいぶん長くなっている。 「よく使う指の爪は伸びやすい」とは聞くが、本当にそうなのだなぁと爪を切りながら思う。 妊娠前にコーヒーショップで働いていた時は、毎日のようにヤスリで整えていたので気づかなかったが、爪にはそれぞれの伸びる速度があるようだ。そういえば足の爪も、親指だけ伸びるのが早い気がする。 赤子

        2024/3/1 瞬間湯沸かし器のような自分

          出産しました

          先日、無事出産しました! 毎日大変なことばかりですが、こんなにも私を求め、必要としてくれる人もいないだろうと思うので頑張ります。 大変ですが、今とても幸せです。

          出産しました

          雨の日、ねことお出かけ

          今朝は早くから雨が降っていた。 あいにくのお天気で、お出かけ日和とは言えない。 でも行かなくては。ねこの病院に。 うちのねこは腎臓の数値が少し悪い。それにもう年だ。 なので週に一度、通院している。 人もねこも、病院に行きたがるような性格ではなく、今日もギャーギャーと喚きながら病院に向かった。 とても混む病院なので、朝イチに順番取りにみんなが並ぶ。 今朝は1番乗りで、診察はすぐに受けられそう。 診察が始まるまでの間、帰りたそうに鳴くねこと、車内で過ごす。 雨が降る音と

          雨の日、ねことお出かけ

          コーヒーを味わう

          コーヒーの味わい方を習う機会があったので、備忘録として書き残そうと思う。 〜コーヒーの飲み方〜 香りを嗅ぐ すする 舌の上に広げる そして自分の言葉で表現する 舌にコーヒーを広げた時、舌のはじに溜まる感じがするのが酸味で、中央に残るのがコクらしい。 今までごくごくと飲んでいたコーヒーを、香りを嗅いで、ひと口ずつすすりながら味わう。 香りの表現はなかなか難しいけど、嗅いだ時に思いついたもの、似ているなぁと思ったものを書き留める。 ナッツをオーブンで焼く時の部屋の香りだ

          コーヒーを味わう

          ヤモリとの暮らし

          うちの周りには、何匹かのやもりが住み着いている。お風呂場や台所、内からの灯りが漏れる窓には、よく姿を見せてくれる。この時期は、お風呂で湯船に浸かりながらぼうっとしていると、やもりが窓辺に現れることが多い。 やもりは、家を守ると書いて「家守」。 そのおかげなのか、うちはもう建ててからだいぶ経つ家だか、鳴家くらいしかない。台風などで瓦が飛んだり、窓が割れたこともないし、夜に門灯をつけていても、羽虫に困ったことはほとんどない。台所の窓に張り付くやもりには、「いつもご苦労さまです。

          ヤモリとの暮らし

          サ道、整いへの道は遠いかもしれない

          今日も、サウナに行った。 ここ最近は、週1のペースで通っている。頭もすっきりするし、外が暑い位なので、水風呂の後の外気浴もしやすく、気持ちが良い季節である。夏は苦手だったが、サウナに行き始めてから、少し苦手意識が薄れてきたような気もする。外気浴の時、風に揺れる緑や、見上げる空がとても綺麗だ。 サウナといえば、いろんな種類のサウナがあるが、私は適度に湿度もあり、塩で発汗をひっぱれる、塩サウナがお気に入りだ。1日スーパー銭湯に入り浸るときは、岩盤浴だけでなく塩サウナが欠かせない

          サ道、整いへの道は遠いかもしれない

          思い出す眠れぬ夜を彷徨う日、光を持って探した君を

          思い出す眠れぬ夜を彷徨う日、光を持って探した君を

          夏空に緑映えるまんまるの、スイカの縞々数えてなぞる

          夏空に緑映えるまんまるの、スイカの縞々数えてなぞる

          移動中、窓から見上げた夏空に、夏に出会いし、あなたを思う

          移動中、窓から見上げた夏空に、夏に出会いし、あなたを思う

          転職についての葛藤

          今朝、なんとなくYoutubeを見ていると、好きな会社の求人があった。エッセイとともに紹介される商品たちや、発表される映像などが好きで、いつもチェックしている会社だ。 「この会社で働きたい」、今までそう思ったことはなかったけれど、「この会社で働くの、楽しそう」、求人を見てそう思った。 なんとはなしに見た求人は、中途採用のもので、私でも応募資格のある職種もあった。 素敵な、憧れの会社、もし受けたら、もし受かったら、私の人生どう変わるのかな。なんて夢想する。 でも、勤務地は

          転職についての葛藤

          家の庭でキャンプをした話

          初めて、1人でテントを張った。 場所は家の前の庭。家に一人でいる日の、まだ暑くなる前の事だった。テントは、1980円の割引になっていた安いカーキ色のテントで、キャンプをしたがっていた私に、父がくれたものだ。いざそのテントでキャンプ場に行こうとしたら、「もっとちゃんとしたものを使え」と、止められたのだけど。軽いし、コンパクトだし、好きな色で気に入っている。 テントを一人で張るのは初めてで、その日は風も吹いていて、一人ばたばた風に煽られて舞う布と格闘しながら、なんとか張った。

          家の庭でキャンプをした話

          みたされぬ思い抱えて眠る夜 遠くで小さくなくかえる

          みたされぬ思い抱えて眠る夜 遠くで小さくなくかえる

          急にきた暑さにやられて伸びる日々 夏になるたび恋しくなる冬

          急にきた暑さにやられて伸びる日々 夏になるたび恋しくなる冬