コーヒーを味わう

コーヒーの味わい方を習う機会があったので、備忘録として書き残そうと思う。

〜コーヒーの飲み方〜
香りを嗅ぐ
すする
舌の上に広げる
そして自分の言葉で表現する

舌にコーヒーを広げた時、舌のはじに溜まる感じがするのが酸味で、中央に残るのがコクらしい。



今までごくごくと飲んでいたコーヒーを、香りを嗅いで、ひと口ずつすすりながら味わう。

香りの表現はなかなか難しいけど、嗅いだ時に思いついたもの、似ているなぁと思ったものを書き留める。

ナッツをオーブンで焼く時の部屋の香りだったり、森にある大きな木の皮の香りだったり。


コーヒーをすすって、舌の上に広げると、いつもとは違う味がする気がした。
熱いコーヒーも、すすると飲めた。

五感を使って味わうってこういうことなのかなと思った。
手に持ったカップの熱さや、ふわりと香る匂い、コーヒーを啜る音。そして舌に広がる味。

今日のコーヒーは、ひと口すすったとき、ゴーヤのしっかりワタをとらなかったものをゴーヤチャンプルーにした時のような、美味しいけど苦くて少しえぐみのある、そんな味に感じた。

以前飲んだことあるコーヒーなのに、以前飲んだ時とは違う感じがした。
その時の体調や、淹れ具合によってこんなに変わるのかなぁと、コーヒーの世界にまた足を深く踏み入れることができた気がした。

#コーヒー #カフェ #エッセイ #随筆

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