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Webマーケティングは万能ではない

とあるご縁で、地方工務店さんのホームページのSEO対策を行うことに。Googleアナリティクスやサーチコンソール、実際のサイトももちろん見せていただく。
ページの読み込み速度の問題やメタタグ等、確かに直せるところはある。が、そもそも検索ボリュームが少ない。その地域名自体での検索数も少ないが、「○○(地域名)×ワード」に新築、費用、家といった関連しそうなワードを入れるも軒並み検索数少ない(というかない)。そしてすでに、この工務店さんがほぼ上位を獲得している。もちろん1位ではないワードもあるので少なからず対策はできる。
しかし、実際家を建てる、顧客になりうる人を得るワードであるか、しっかり考えなくては。そこに時間と労力をかけるべきかとのバランスも必要だなと(そもそも検索数自体が少なすぎるのと上位はSUMOのような情報サイト/その工務店さんも掲載済み)。
もしかしたら、家に関連していなくても顧客に関するワードがあればそちらを狙う方がいいかもしれない(そのワードすぐ分かればそれは楽だが…)。もしかしたら、Webでの対策に頭を悩ませるよりも、その地域にチラシを配るほうが有効かもしれない。

他にもシニアサポート事業を行っている会社さんのお手伝いもしているが…。事業所の周辺地域のみがサポート対象、現在の顧客はほぼスマートフォン・パソコンを使用していない、といった背景が。もちろんその子ども世代から親のサポート依頼を得ることは想定される。範囲を広げてかつ顧客層を広げることもできるので、まだまだWebマーケティングが活躍できる可能性は高い。が、実際今一番成果を出しているのはチラシだったりする。

Webマーケティングの時代、と叫ばれているが…万能ではない、と実感する。



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