組織活性化、集団にて起きうる浅慮や葛藤について
経営について学んでいます。今回は組織活性化や集団において起きうるグループシンク、コンフリクトについて。まとめていきます。
組織文化。優れた組織は強い文化を持っています。現場を重視し、常に問題を改善し続ける。自動車メーカーのトヨタが代表的ではないでしょうか。組織文化や想い、理念の浸透とは難しいものです。
組織文化とはメンバー間で共有された価値や理念、あるいは習慣となった行動パターンのことを言います。戦略に大きな影響を与えます。
組織文化をマネジメントする方法、組織開発が必要となります。組織文化の変革や活性化、構造を変えるだけにとどまらず文化の再構築が必要となる場合もあるでしょう。教育訓練やコンサルティングといった方法もうまく利用して組織開発を進めていくことも必要です。
小集団が集まって構成されると個人には見られない特有の行動が現れます。集団のダイナミクスとはし、人が集団を構成すると、個人には見られないような特性が発生するという行動様式のことをいいます。集団の凝集性が高いと、集団浅慮(グループシンク)という現象が発生しやすくなります。これは、集団で意思決定すると、個人で意思決定した場合に比べて、かえって短絡的に決定されてしまうという現象です。
まとまりがよいというメリットはありますが、閉鎖的になるとデメリットも生じるのです。集団浅慮でグループシンクが起き、短絡的に決定されてしまうだけでなく、過大評価や均一な意見、圧力や危険な意思決定へと繋がってしまうのです。
集団にコンフリクト(葛藤)は避けられません。発生要因としては、資源配分、パワーを求めるといったこと、時に共通目標の欠如ということでも起きます。コンフリクトをうまく利用し、あえてコンフリクトを創造的に解決へ導くことが大切。コンフリクトマネジメントが必要となるのです。双方の集団に利益となる解決が求められます。
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