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プレスリリースは広告チラシではない!

プレスリリースを広告チラシと勘違いする、これ往々にしてある気がします。

プレスリリースは広告ではありません。
今やリリース配信サービスはたくさんあり、若干広告との線引きが難しくなっているかとは思いますが…。
(私が広報をやり始めた6年前はプレスリリース基本FAXでした。未だに新聞社はFAXで送りますが。リリース配信サービスも高額だったし、記者さんもまだまだアナログでした。)

プレスリリース配信は何のためにするの?

そもそもリリースする理由って何でしょうか??
自分ですごいといっている人、すごいのかもしれませんが…それって疑わしい、ですよね。第三者からもすごいと言われていたとしたら、そのすごいが信頼できるかも、と思いませんか?
メディアに取り上げられた場合、情報は第三者であるメディアが発信する「客観的な情報」となります。広告を使った発信とは違い、読み手に取って信頼性の高い情報として伝わります。

お墨付きである客観的な評価を得るためにリリースを送るのです。

評価が得られるプレスリリースって何?

では客観的な評価を得られるリリースとは何でしょう??
珍しい、時流にのっている、実証データがあるといったリリースであればメディア側も取り上げたい読者に読ませたいと思います。一方的に主張している、自社の良さばかりを並べたリリースは広告でお願いします、となるわけです。
メディア側の記者さんは私たちの商品を宣伝したいわけではありません。世の中のためになる、読者のためになる情報を発信したいのです。

メディア側が掲載したいと思える内容が書いてあるか否か、この視点がプレスリリースには必要なのです。

視点を変える

私は広報マーケティング担当なので、プレスリリースも書くし、広告も出します。が、同じものを出すとしても視点を変えています。

視点の違い
・自分たちの言いたいことを言う のは広告。
・時流や流行、昨今の関心事に添わせて言う のは広報。

同じ製品をリリースするとしてもこの視点があるかないかで、文章は大きく変わると思います。

自社の宣伝、集客、売り込みがしたいなら「広告」を選択したほうがいいと。きっと思った成果が得られると思います。

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※メディアの方に自社を知ってもらう、認知してもらうためにも継続的なプレスリリースの配信はとても有効。プレスリリースだけでなく広報としてSNSや自社サイトを使った配信は、特に中小企業こそ早い段階で着手すべき(と思って頑張ってます)!!


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