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棚田のおにぎり屋さんを始めたい(5月M.Z会の予告とその先も)

どんなおにぎり屋さん?

今年の秋、棚田のおにぎり屋さん(ポップアップストア)を始めたいと考えています。

収獲・脱穀が終わり、新米が届く11月くらいかな

「生物の多様性」をテーマにした 棚田のおにぎり屋さんで、
私が昨年からオーナーになっている新潟県十日町市 池谷・入山集落の棚田で育った農薬不使用のお米だけを使います。

農薬不使用にこだわるのは、
生物の多様性という観点からは「米の生産・販売に不都合でも、一切の生きものを排除しないことが大切」だと思うからです。

このおにぎりを買って食べることが、
棚田でお米をつくる生産者を応援することにつながり、
そこで生息する多様な生きもの達とそれを育む自然環境を保全することにもつながります。

お客さん同士が交流するイベントを継続的に実施しながら、
時々、みんなで棚田に行って生きもの調査もしたいと考えています。

どうしてこんなこと思い付いた?

昨年の夏、NPO法人地域おこしさんが主催した生きもの調査に参加したのがきっかけになりました。

参加する前は
人間がお米を生産している棚田に、どんな生きものが生息しているのかな?という興味があったのですが、
参加してみて実感したのは、
人間も(棚田で生息している)生きもの達の一種族で、みんなが棲んでいる自然環境の中でお米をつくらせてもらっているというような感覚です。

この感覚を一人でも多くの人たちと共有できたらと思ったのが、「生物の多様性をテーマにした棚田のおにぎり屋さん」の着想につながりました。

多様な生きもの達が生息する豊かな自然環境で育ったお米は、こんなに美味しいんだよ!ということも一人でも多くの方たちに知ってもらえたらとも思っています。

次回 M.Z会は 5/26㈰ に赤坂で!

今秋始める予定のポップアップストアの実験的な位置付けになるイベントは既に3回実施しています。

棚田に一緒に行った縁農仲間たちと共に手探りでやってきましたが、おかげさまで少しずつ手応えを感じつつある今日この頃

次回の第④回 M.Z会 は5/26㈰に「野菜と酒 Sprout(スプラウト)」さんで実施します!

※ 東京メトロ赤坂見附駅から徒歩3分

食材スタイリストの「みーる」さんと初めてのコラボさせて頂くのですが、
みーるさんが「新潟の発酵文化」をテーマにしたオリジナル料理をビュッフェ形式で披露してくれます。

もちろん、新潟県十日町市・池谷集落の棚田で育ったお米(農薬不使用のはざかけ米)は現地の湧水で炊いて「おにぎり」にします。

そして、農林水産省が推進する「つなぐ棚田遺産」に認定された棚田で生産された酒米の日本酒 飲み比べもする予定です。

イベントへのお申し込みはこちら

7月上旬には棚田で「生きもの調査」を

昨年参加した「生きもの調査」でインストラクターをしてくれたのは十日町市立「森の学校キョロロ」の学芸員の方たちでした。

今年は私が主催するイベントでお願いできないかと相談していて、現在、日程を調整して頂いているところです。

まだ確定できてませんが、
梅雨明けのホタルが舞う頃に実現できたらと考えています。

決まり次第、このブログでもご案内させて頂きます!

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