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ブックカバーチャレンジ:羊をめぐる冒険

7日間ブックカバーチャレンジ【7日目】

僕をダメにした本。
「今更、村上春樹を挙げてもなぁ」と、この枠は「平井和正(幻魔大戦)」か「矢作俊彦(真夜中へもう一歩)」「アーウィン・ショー(夏服を着た女たち)」「佐藤さとる(だれもしらない小さな国)」「上條淳士(SEX)」、はたまた「江戸川乱歩(少年探偵団シリーズ)」あたりのつもりだったんですが、やっぱり個人史的にもインパクトはあるので、思い直して。

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ちなみに「村上春樹」評としては、以前、干場弓子さん(ディスカヴァー・トゥエンティワン前社長)のFBでのコメントが心に残ってます。(メモとして残してるくらいw)


<極めて哲学的なテーマを掲げつつも、要は、さえないひきこもり系なんのとりえもない男がなぜか都合よく、母性的女性と娼婦系女性と聖少女系の三者にモテて助けてもらえるという、極めてラノベ的なストーリー>


ある側面から見たら、「確かにね〜」って感じがありません?
でまあ、そう言うとこが僕をダメにした側面も…w。
(「それだけじゃない」と思ってることは思ってるんですけどね)


本作については、とにかく「鼠」との最後の会話のシーンに痺れます。
そこに至りたくて、何度読み返したことか…。


<「話していいかな」と鼠が言った。
「いいとも」と僕は言った。>


読んでる最中、ビールの消費量があがっちゃうあたりも、ダメなんですけどねぇ…。



…と言うことで7日間のお付き合い、ありがとうございました。
10代から20代に自分を楽しませてくれたけど、振り返ってみると「悪影響も受けたかもな〜」と言う愛しい本たちでしたw。
(最近は読書量そのものが落ちちゃったのが寂しいところです)


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