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鈴麻呂
2021年6月3日 06:15
・悪の処世術著者:佐藤優出版:宝島社新書次から次へと著作を出版する佐藤優氏の近作。対談本あたりになってくると、「さすがに粗製濫造では…」と思わざるを得なかったりもするんですがw、ベースとなる「知識量」と、外交官時代の「経験量」には「さすが」と思わざるを得ません。本作なんかは、その「本領発揮」の一作かもしれません。(ご本人にとっては「お蔵出し」かもしれませんがw)現代世界史におけ
2020年12月6日 09:28
・池田大作研究 世界宗教への道を追う著者:佐藤優出版:朝日新聞出版AERAに連載されてたのをまとめた作品。「批判」ではなく、創価学会の内在的論理を「理解する」というスタンスで書かれています。<本書に「闘う言論」と言う姿勢で筆者は臨んでいる。それは、創価学会の内在的論理、池田の思想を追体験していくことが純粋に客観的、実証的方法では不可能だからだ。池田と創価学会の主張を虚心坦懐に受け止め
2020年9月5日 08:05
・公安調査庁 情報コミュニティーの新たな地殻変動著者:手嶋龍一、佐藤優出版:中公新書ラクレ(Kindle版)読んで一番面白かったのは、紹介されている公安調査庁の「内外情勢の回顧と展望」。HPで毎年報告されてるようなんですが、これが実に興味深かったw。これは「おすすめ」。もっとも公安調査庁が「思う方向」に誘導されちゃうリスクもありますがね。本書自体は折に触れて出版されている手嶋/佐
2019年12月23日 20:28
・日韓激突 「トランプ・ドミノ」が誘発する世界危機著者:手嶋龍一、佐藤優出版:中公新書ラクレ外交ジャーナリストと元・外交官による「地政学」的視点からの国際情勢分析。3作目かな?なんかお互いを褒め合うスタンスがあって、チョットそれが気持ち悪かったりもするんですがw、語られてる内容はナカナカ面白い。まあ「インテリジェンス」とか言われると、チョイと胡散臭さも感じたりするんですが、「地政学」