- 運営しているクリエイター
2020年11月の記事一覧
そうは言っても、この邦題は…w:読書録「『グレート・ギャツビー』を追え」
・「グレート・ギャツビー」を追え
著者:ジョン・グリシャム 訳:村上春樹
出版:中央公論新社
「フィッツジェラルド絡みとはいえ、グリシャムを村上春樹が訳さなくても」
とは思ったんですが、最近のグリシャムだと日本じゃあんまり話題にならないかな?
そういう意味じゃ、「村上春樹訳」ってのは大きな「売り」になるんでしょうね。
読んでみれば面白いのは確かですし。
作品としてはグリシャムっぽいミステリー/
「デジタル化後進国」として、リープフロッグできるのか?:読書録「デジタル化する新興国」
・デジタル化する新興国 先進国を超えるか、監視社会の到来か
著者:伊藤亜聖
出版:中公新書(Kindle版)
コロナ禍の中で、日本の行政・統治機構の致命的なまでのアナログっぷりが露わになって、菅政権成立後、「デジタル化」の流れが加速しているように見えます。
まあ、河野大臣のリーダーシップと方向づけは今の所は「なかなかのもの」といっても良いんじゃないでしょうか?
もっとも「デジタル化」は「脱ハン
お互い引越しできないお隣さん同士:読書録「教養としての『中国史』の読み方」
・教養としての「中国史」に読み方
著者:岡本隆司
出版:PHP
これは良書。
単に「中国史」を解説してる本じゃなくて、「現在の中国」を念頭に置いて、「どうして現在の中国が今のような性格の国家となっているのか」という点を遡って解説する内容になっています。
まあ、ぶっちゃけ「あってるの?それ」って話ではあるんですが(誰もそれを証明することはできないでしょうw)、
「なるほどな〜」
と納得感はありまし
ホント、頭が下がります。:読書録「知られざる皇室外交」
・知られざる皇室外交
著者:西川恵
出版:角川新書(Kindle版)
もともと昭和天皇・上皇・皇室には僕は敬意を持ってるんですが、改めて現在の皇室のあり方について認識を深めることができる作品です。
読んでて、何度か胸が熱くなることも…。
どっちかって言うと、僕はリベラル寄りなんですけどねw。
読むきっかけはちきりんさんのツイッターとブログ。
2018年にちきりんさんが書かれたブログを引用ツイ
パンクでカジュアルな投資スタイル…かな?:読書録「くそつまらない未来を変えられるかもしれない投資の話」
・くそつまらない未来を変えられるかもしれない投資の話
著者:ヤマザキOKコンピュータ
出版:タバブックス(Kindle版)
僕自身は金融の「投資」に関しては、個別株はほとんどやってなくて、積み立ての投資信託をチョボチョボって感じです。
それ自体を大きく変える気もないし、余裕もないんですがw、「投資」という考え方には興味があって、チョコチョコそこら辺の本は読んだりもしています。
本書はひふみの藤
アメリカのポップミュージックから、「アメリカの今」が見える:読書録「ディス・イズ・アメリカ」
・ディス・イズ・アメリカ 「トランプ時代」のポップミュージック
著者:高橋芳朗 編:TBSラジオ
出版:スモール出版
2014年から20年にかけて、TBSラジオの色んな番組で高橋芳朗さんが特集した「アメリカの音楽シーン」に着いての放送を整理した作品。
BLMから(BLM自体はトランプ登場前からの運動です)、トランプ登場、#Me Too、LGBTQ運動、多様性・包括性、ボディポジティブ、コロナ…