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英語が話せたら。学ぶキッカケが降ってきた-すずころ日和 タイミング-

こんにちは、皐月です。

あなたは外国語が話せますか?
英語、韓国語?フランス語やドイツ語かな。

私は話せません
今回はみんなが学んできた英語のお話し。

「英語話せたら、かっこいいよね」
「日常会話や海外旅行で困らないくらいの英語力があったらな」

そんな思いを抱えてン10年。

初めては大学時代の海外旅行。お隣の韓国。
店員さんも現地の学生さんもみんな英語が話せる衝撃。
日本の英語教育と韓国の英語教育の差を感じた出来事でした。

時を経て、令和時代。

旦那さんと語学学習の話題になったときに
「これからは翻訳アプリとかがもっと発達するだろうから、今更語学を学ぶ必要なんてない。とくに子どもたちが大人になったときは同時翻訳とかすごいんじゃない」
との彼。
なるほどなあ。そんなものかもね。

そんなわたしに突然、舞い降りた天からのギフト。


2023年秋。

2ヶ月未開封だったmacをやっと開けて、社会でのリハビリを始めた頃。
いつもとは違うスターバックスまで遠出して、読書録を書いていた時。

わたしの視界をよこぎった白いTシャツの男性。

通路を隔てて、わたしの前の席に背をむけて座った彼。

「…?!」

顔は絶妙に見えない。だが、しかし。

時々斜めをむいたとき。

私はチラチラと、そして心のバクバクを抑えていた。
え、本人じゃない??あー、顔がみえないよー!!

我が家は地元サッカーチームのファンである。
J2〜J3ではあるが、プロの試合。

観戦に旦那さんがハマり、去年は不登校気味となった子どもも途中から一緒に行くようになって。毎試合観戦に行く熱の入れよう。
(3ヶ月ぶりにわたしと離れることができた大事なキッカケとなった)

今やシーズン中はサッカーの話題ばかりである。
2024年は子どももファンクラブに加入する熱量だ。

そんなわたしの目の前にいるのは、まごうことなきイケメン外国人選手の彼。

そうとしか思えない。

名前を検索すると出てくる公式写真。
ちらちらと見比べる。
髭はないと思っていたけれど、うっすらある。
目の前の男性もあるぞ。

あああ、絶対まちがいない!!

少し店内をキョロキョロしていた彼。
他のお客さんは誰一人として、気づいていない。
(マイナーなので知らないだけかもしれないけれど)

こんなチャンスはない。
「ファンです。いつも応援しています!がんばってください!」

これだけでいい。
きっと、いや間違いなく彼だって悪い気はしない。むしろ喜んでくれるはずだ。

…はい。
出てこないんですよ、英語が。

中学1年生レベル。今の時代なら小学生英語レベルか。
全然でてこない。
日本に来て半年の彼。日本語は話せないと知っている。

なんと言えばいいの?
「I'm your fan!」
いや、まずは本人かどうかの確認でしょう。
「失礼ですが、〇〇選手ですか?」
「excuse me.your Mr.〇〇?」なのか?

そうだ、Google翻訳だ。
ありがとう、携帯!文明の利器を頼る。

・私の家族はチームの大ファンです。
・あなたに会えるなんて、なんて嬉しい日だろう。
・いつも応援しています。
・次回の試合も応援しています。ぜひ、がんばってください!

頭の中で、不自然じゃない程度の英語をひたすらリピートする。
短くていい。
「頑張って」「応援しています」
だけでいい。
店内では迷惑かもしれないから、出て行くタイミングで声をかけよう。

私は一人黙々と30分くらい簡単な英文をいくつか頭の中でひたすら繰り返した。
「よし!!」と荷物を片付け、コーヒーを片付けに席をたった。

すると。
振り返ると、彼がいない。

あああ!!

いそいで、自分の荷物を持って店外へ出る。
車に乗ろうとしていた彼は、走って追いかけてきた私に気付き乗り込むのをやめた。
「エクスキューズミー!!」

そういうと、とてもにこやかに立って待ってくれた。

「Your 〇〇?」
「Oh!Yes!!」
「How lucky you are!!I'm very happy to meet you!My family are fans of the 〇〇team」

(〇〇選手ですか?)
(ええ、そうです!)
(なんて幸運だろう。私はあなたに会えてとても嬉しいです。わたしの家族は〇〇チームのファンです)

…はい。
もうね、グーグル翻訳の練習はもう頭の中吹っ飛びました。

あとは、身振り手振り。
前の試合の観戦写真を見せたりして子どももファンだとアピールし。
とりあえず、あなたと会えてうれしい!!を話して。
すると、彼も片言の日本語や簡単な英単語で話してくれて。
握手もサインも写真も撮ってくれました。

心もイケメンだった。。。

いつも持ち歩く大事なノートに


最後の「頑張ってください!!」
も英語がでてこなくて、

next game、ガンバッテ!!

とこれまた日本語と身振りで伝えて。。

バイバイ、したあとは。。
そう。

勇気をだして英語で話しかけた自分を褒めた。
声をかけれた自分を褒めた。

でも。

簡単な英語さえ出てこない自分が情けなかった。ガンバッテって、あなた。。

「あの試合のシュートはすごかったですね」
「次の試合は大事な一戦ですね。もちろん出場することと活躍を期待しています」
その日の夜。
すずの散歩をしながら頭の中で英会話のシュミレーションをしなおした。

飼い主の心知らず。安定のお散歩タイム

贅沢は言わない、せめて簡単な英語が話せたら。
そう思い、数日は頭の中で何度もリピートしていた。

もし、次があったら?

そんな妄想を繰り広げながら。まあこんな出来事そうはない。

そうすると。なんと、それから二週間後くらい。

これまた違う遠くのスタバまで遠出して(つっこまないで)PCをしていたら
レジに彼がたっているではないか!!

わたしのことなど覚えているはずはないだろうけれど。
心臓がドクドク。
相変わらず、店内の誰一人彼に気づいてはいない。

「試合勝っていたね!また活躍を期待しているね!」

そう言ってぱっと彼のコーヒー代を払って、私は店からでる。

そうしたい。

が、、、

現実のわたしはそそくさと店から退散してしまった。
わたしの車の横には、以前みた彼の車が偶然止まっていた。

ああ。

まさかの2度目の話すチャンス。
私はヘタレだ。

この出来事は、英語を学ぶチャンスですよ〜。
という啓示だろうか。

そんなこんなでいまだに英語を学んではいないわたし。

どうでしょうか。
3回目、あるかな。

今季の開幕戦はもうすぐ。
会場で声をかけるのを目標にしてもいい。

ああ、英語。
中1でつまづいて、英検3級試験さえ逃げたわたし。
大学の共通単位では一人英語の単位を落として、再受講したわたし。

人生はまだ折り返し。
学びの機会はごろごろと。noteの外国語の記事や話しはおもしろい。

チャンスなのかな。機会なのかな。

そんな想いをつらつらと。
あなたは英語話せますか。大人になってから身につけましたか。
よければ体験おしえてくださいね。

では、また。

皐月





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