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思い出「酔っ子」

展示用

【雪の日の迎え】


5歳の時
真冬の2月に大雪が降ってしまい
電車が止まってしまった。

この日
父親が職場から帰れず
車で迎えに来てくれと連絡が来た。
・・・・・・( ・.・) ドウシヨウカ

でも母親は
「電車が止まるほどの雪なのに
「真っ暗な夜道を走りたくない~」と
父親の迎えを断った。

そして母親は
「すぐ近くにお婆ちゃん家があるんだから
今日そこに止まりなよ~(*´Д`*)」
そう言って迎えに行くのを嫌がってる。

しかし
そのお婆ちゃん家と言うのが
母親のお母さんの家だった。

だから父親は
気を遣うのが嫌で泊まりたくなく
「何とか迎えに来てくれ~ヾ(≧Д≦)ノ」
そう駄々をこねていた。

その後
仕方なく母親が折れて
父親を迎えに行く事になった。

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【お泊り準備】


そして母親が
寝ている俺を起こして
「父親を迎えに行くから支度して!」
そういきなり言われてビックリした!

時間は
夜7時過ぎだったけど俺は
もう既に寝ていた。

俺は
眠い目をこすり洋服に着替えて支度した。
(´ぅω・`)ネムイ

その間母親は
お婆ちゃんの家に電話して
「父親を迎えに行くついでに今日泊めて」
そう伝えていた。

その話を聞いた俺は
今日大好きなおあ婆ちゃんに会えると思い
ワクワクしてしまった。

そして我々は
お泊りの支度をして
「初代スズキアルト」に向う。
♪ <┏( ̄ー+ ̄┏) >=3=3

車についたら
母親が鉄のタイヤチェーンを出して
手早く車に付けて出発した。

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【付き合い】


しかし
車についているチェーンが鉄の物だから
時速40㎞以上出せないらしく
トロトロ走って行く。

でも
雪の降る暗い夜道だから
逆にスピードを出せず良かったかもしれない。

そして
通常45分で行ける道のりを
2時間くらいかけてやっと到着した。
ε-(゚д゚`;)フゥ…

その間俺と弟は
当然車の中で寝ていた。

父親の会社に到着した時間は
夜9:30過ぎになってしまったが
会社で1人ビールを飲んで待っていた。

そして母親が
「もう雪が凄くて帰れないから
みんなでお婆ちゃんの家に泊まるよ!」
そう父親に伝えていた。

そしたら父親が
「それじゃ迎えに来た意味なくね?」
そう母親に言っていた。
[[なんでぇ!!?]]q゚Д゚@)

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【夕飯出前ラーメン】


母親は
父親の返答に対して
「あんたが1人じゃ泊まれないから
来てあげたんでしょ!」
そうキレていた。

それに母親は
こんな暗い雪道を
また走って戻りたくなかったらしい。
モドルノ(´・д・`)ヤダ

その後我々は
家族でお婆ちゃんの家に向かって行った。

俺は
お婆ちゃんの家に着くなり
嬉しくてお婆ちゃんに飛びついてしまった。

この時もう目が完全に覚めてしまい
お婆ちゃんと遊び始める。
ヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪

父親と母親は
この後食事をするのだけど
1人分の蓄えしか無いお婆ちゃんの家では
何も食料が無く食べられない。

そこで我々は
ラーメンを注文する事になり
俺にとって生まれて初めての
出前ラーメンだった。

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【初めての出前ラーメン】


我々は
夕飯に出前のラーメンを注文して
待ってる間お風呂に入り
布団を敷いて寝る準備をした。

そして
出前で持ってきてくれたラーメンが
ラップにくるまれていて
この世と思えないほど美味しそうな香りだ!

俺は
このラーメンに感動して
お婆ちゃんに食べさせてもらった。
ワァ─o(´・∀・`)o─ィ♪

ラーメン自体は
お店に行て食べた事があったが
出前のラーメンの味は
生まれて初めてだった!

このラーメンの味は
お店で食べるラーメンより
全然美味しく感じる。

この味に俺は
物凄く感動して涙が出てきそうだった!
オイシイ。゚(●'ω'o)゚。ウルウル

でもチャーシューは
バサバサしてとても硬く
なかなかかみ砕けなくて苦労した。

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【順番待ち】


食事が終わり母親と父親は
いつもの晩酌を始めた。

しかしお婆ちゃんは
お酒が飲めなくて退屈みたいだった。
|´・_・`)。oO(暇)

お酒は
父親の会社に冷蔵庫にあったビールを
何本か持ってきたらしい。

お婆ちゃんは
俺の父親と母親の晩酌の中に入れない様で
俺と遊んでくれていた。

俺が
お婆ちゃんとしばらく遊んでいたら
父親が「おでんを食べに行こう」
そう言ってきた。

俺は
いきなりの事で「なんで?」
そう聞いてしまった。
Σ(゚⊥゚●ノ)ノナンデスト??

そしたら
「パパがママとずっと話してたから次は
お婆ちゃんとママがお話しする番なんだ」
そう言ってた。

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【屋台のおでん】


そのご俺は
父親に連れられて真冬の寒い雪が降る中
おでんを食べに向かって行った。

向かったおでん屋は
目の前にいる屋台のおでん屋さん。

この頃お婆ちゃんは
区営団地に住んでいた。

その為この団地の人達がたくさん来るので
何台もの屋台が
ここら一帯に集結していた。

俺は
おでんの屋台なんて生まれて初めてだ。

今日は
初めてづくしの経験で凄く嬉しい。
((o(*´∀`*)o))わくわく♪

そして俺は
走っておでん屋に向かい
屋台の席に真っ先に座ってしまった。
(ノ≧∀)ノわぁ~い♪

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【初めての日本酒】


屋台のおでん屋に到着し
凄く美味しそうなおでんに目を輝かせて
父親が注文した物を色々食べさせてもらった。

特にソーセージが美味しくて
何本も注文して
たらふく食べさせてもらった。
(*゚▽゚)っ━⊂ZZZ⊃ソーセージ

父親は
店主と話しが盛り上がり
気持ち良く酔っているみたいだ。

そこで父親は
俺に日本酒を進めてきた。

俺は
いつも父親の膝の上で食事をしていて
よく父親が日本酒を飲んでいるのを見ていた。

日本酒は
匂いだけしか知らなかったが
「何だか美味しそう(´∀`*)」
そう感じていた。

その日本酒を飲ませてくれると言うので
早速少し飲ませてもらう事にした。

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【酔っ払い児】


俺は
生まれて初めての日本酒を口に含んでみた。

そしたら
甘口らしく凄く飲みやすくて
「なんだかちょっと美味しいぞ!」
そう感じてしまった!

そして俺は
日本酒をおちょこ1杯飲んでしまう。

そしたら
それから5分もたたない内に
めまいがして地球が回り始めた!
((((@д@_)))))グルグル

その姿を見た父親が
「おい!大丈夫か!?」と焦って
慌てて俺に水を飲ませてきた。

このとき俺は
水を飲んでも顔が真っ赤になって
ほっぺがパンパンに張れてしまっていた。

その後
すぐに眠くなってしまい
そのまま寝てしまった。
(ノД`)・゜・。ネムネム

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【かかあ天下】


そしてその後
母親と父親の大声で目を覚ました。

その大声の内容は
父親と母親の喧嘩している声だった。

母親が父親に
「子供に日本酒飲ませるなんて
馬鹿じゃないの!(# `益´)凸」
そうキレてる声がする。

そして父親が
「ごめんごめん悪かったε=ε=(*ノ>Д<)ノ」
そう謝っていた。

そして俺は
母親の所に行ったら
俺が起きてしまった事に気が付き
喧嘩が治まった。

その後父親は
母親にペコペコ謝りながら
今夜ずっと晩酌をする事になったらしい。

このとき俺は
「男って大人になっても女に勝てないのか~」
そう感じて大人になる事が嫌になった。
ショボ──(´・ω・`)──ン

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