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カキマワス The fire of your ambivalents.

駆け出しのライターとして出会ったメンバーたちが、毎回特定のテーマに沿って好きなように書いていく「日刊かきあつめ」です。 今回のテーマは「#私のキライな
人」です。

嫌いな人 ?て皆さんいますか?私は普通居ないと答える。常にフラットに他者に接するタイプなので人間に対して好き嫌いがない。(食べ物にも準えたりして?)

自分の他者への接し方にも問題があるとも思えない。それは私が他人を介して何かを達成しよう、ズルをしようとは思わない性格だから、かもしれない。

自分で自分を何とかしろーっ?
って考え?

でも弱っちい、指摘もたまに受ける。

◆憎しみへ変わる

私も一応OL営業マン生活経験者。その組織内では、誰かしら野望を抱いて掻き回す人物が現れる筈なんである。人間の道理?

その人物は、周りを介してTOPにまで上り詰めるかもしれないし、自分の仕事の邪魔しないでよねって、周囲から総スカンを喰らって失脚するかもしれない。

ぶりっ子的いい子ちゃんに甘んじず、常に周りに喧嘩を吹っかけて成長を目論む。ある種、尊敬するべき存在だ。

私は極端に欲がない日和見タイプなので、そうゆう層を向上心高くて凄いなあ、自分には出来ないなあと感嘆する。一方、食物連鎖的に考えるならば、戦争を起こす者は最期には戦争を起こされる羽目になるのだとゆう結末が何となしに人類の道理にはある。

ま。結局何もしない人の方が、自然淘汰で勝ち残る?

この道理は、日本人に身近な湊かなえさんのサスペンスによく出てきそうな女子高生の喧嘩やママ友の喧嘩にも当てはまるかもしれない。割合身近な事象である。

◆ハムラビ法 おそるべし

甘ちゃん的発想な気もするが、私は意外に意地悪されると、倍返しにしてお返しして差し上げないと気が済まなくなってしまう。復讐や怨恨は何も生まないよなー?頭では分かっていても、ついつい黙っていられない性分だ。

私を舐めんなよーっ!
ってか?

大人しそうにみえるから、何嫌がらせしても大丈夫な人と思われそうだが、人は見かけによらないものだ。そう言えばKYにも総復讐劇を相当数?ちゃっかり演じた過去をも持つ私。だって黙ってちゃ損じゃないかあ。。

私の場合はある程度ガンガン言うとスッキリするタイプなので、伝え終わると元通り寡黙になる。
やはり本質は大人しい性格なのかもしれないがね・・。

大抵の人だって、目には目を?歯には歯を?ハムラビ法典を遵守したい筈だ。スッキリしたい!誰だって悔しいのだ!復讐したい!反撃に出たい!
それは大袈裟なのだろうか?

しかしいつかこの感情に折り合いをつけないと人類は滅亡するだろう。人間の本質が人類滅亡を生むのだと心の片隅に覚えておくべきだ、よ、なー。

◆怨恨の炎上 「金閣寺」


恩師に裏切られた腹いせから、国宝金閣寺を放火する実話ベースの名作。耽美派作家三島由紀夫による日本文学の金字塔。

前半からとにかく主人公のコンプレックスに対する描写が長く、私はさっぱり感情移入出来ないが、おそらくネット文化の影響で便利な世の中になった為、現代人は昔の人ほどコンプレックスを抱かないのではないか?とゆう順当解釈を私はしている。

しかしそれだけ最近の人は悩む機会がないとゆう事で・・それも何だか悲しい。

軽いのである。多分現代人の全ての発想が。その点は、悔しいが昔の人の思考時間の量に負けてしまっているのかもしれない。

無上の金色の美しい建築物を燃やしたいなんて野望に、自らの命をかけるかなあ?目立ちたい発想や思考こそ若者特有の若気の至りに近い。昨今のネットに付随する炎上カルチャーのそれとも類似の指摘は出来るが、最期の結末が何だか全然違う。

大人からすると、目立とうとする精神は若者にとって成長のとても大事な過程だ。決して不健康だったりはしない。どういう手法をとるかが、まあ個人の腕の見せどころといったところか?

ふとレキジョになり日本の歴史を反芻してみる鈴木乃である。寧ろ、我が身を振り返れ?って話っすね。。いやはやお恥ずかしい限りです。私なんぞがいやはや、はい・・🙇‍♀️


Textby :  鈴木乃彩子 SuzukinoAyako
編集:  アカヨシロウ →

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