お金がある人、お金がない人。いったい何が違うのか?
突然ですが、あなたは日経新聞を定期購読していますか?紙かデジタルかを問いませんが。
僕は購読しています。”無料”で。
最近、紙の新聞を定期購読している知人に聞いた話ですが、7月から月4,900円だった購読料が5,500円に値上げされるのだとか(本日現在、裏付けは取れていませんが)
その知人はもちろん嘆いていますし、ただでさえ元の値段である月4,900円が高いので読めずじまいで諦めているという友人さえいるほどです。
さて、あなたはこの話を聞いてどう思いますか?
論点は「まだ紙の新聞を読んでいるのか?」や「日経新聞に高い購読料を払うかどうか?」という点にはありませんよ。
ここでは仮に日経新聞を読んで経済情報を日々仕入れたいと考えていたとしましょうか。購読料が高くて迷うのであれば、いったんどのような購読パターンがあるのか調べてみてはどうかな?と思うのです。
僕もその昔、この先も紙の日経新聞の購読を続けるべきかどうか?高めの購読料を前に迷った時期がありますが。。。
そこでとった行動は、日経新聞を合法的に安く読む方法を調査してみたのです。
あったー!
なるほど。僕が冒頭で無料で購読しています!といった理由は、なんてことはなく楽天証券の口座を持っていれば日経、日経MJ、日経産業、日経金融新聞に限らず、過去記事も日経テレコンというデータベースも、朝刊も夕刊もすべて無料で読めるのです。
しかも、PDFで1記事ずつ読めるわ、読みたい記事のみ選択して連続でも読めるわで快適購読です。楽天証券に口座があれば、取引はしなくても無料での購読が可能です。
以来、僕は楽天証券と取引がなかったのですが、まずは口座を開設しデジタルで日経にお世話になり続けることになっていったのです。
このお話が何を意味するでしょうか?
「ひと手間」かけるかどうかで、コスパを享受できるかどうかに違いが出るというお話なんです。言い換えると、今日の大結論は「ひと手間かけた人だけがお金をつかめる」というお話です。
たかが新聞、されど新聞です。
ハッキリいって新規で証券口座を開設するって、ネット証券であっても日常生活の中で優先順位は低いし、手続きは一定の面倒くささはありますよ。でもね、口座をつくるだけなら無料です。
「ひと手間」かけるだけで、本来有料だったものが無料で享受できるなら、かけた方がいいと思いませんか?
結果的に、今では日経新聞の購読に限らず、投資信託も個別株の投資も楽天証券をしっかりと利用するヘビーユーザーになりました。
ちなみに、「iDeCo、NISA、ふるさと納税」についても面倒で一切やらない。調べもしないという方が僕のまわりには多くいます。
理由は、面倒で調べるというひと手間さえかけることが嫌だからだそうです。
でもね、一番わかりやすい例でお話しましょう。
iDeCoやNISAは元本割れのリスクが少ないながらあるので、ここではいったんスルーしておきますが、ふるさと納税は元本割れなど存在しない制度です。
お住まいの地域に支払っている住民税を好きな地域に支払うだけ(支払先を変えるだけ)で、あらゆる返礼品がもらえるだけでなく、ふるさと納税のサイトから市場で使えるポイントがもらえ、さらに納税のときにコード決済やカード決済をすると、またポイントがもらえます。
つまり、住民税の納税先を変えるだけで、返礼品+ポイント(実質現金)が元本割れなど存在しない世界で追加でもらえるのです。(損はゼロ)
これは10分も検索すれば、すぐにネットでも出てくる情報ですし、納税先を変えるといっても、返礼品を選んだり、確定申告するだけの手間です。
はい、そろそろまとめます。
ほんの些細なことにさえ「ひと手間」かけないで、お金がない、税金が高い、政府が悪いと文句を言っていても始まりません。
文句を言いつつ、自分でできる範囲で「ひと手間」かければいいだけの話です。
どうしても、お金の話をすると下品に思われる人もいますし、ちまちまコスパを追求する行為が恥ずかしいと思う人も多く世間には存在します。
だから、あまり表だって話をしない人が多いのですが、実際はお金をつかむ人は、些細なことに必ず「ひと手間」かけています。
日経新聞やふるさと納税のお話は、あくまでも象徴的な事例としてお話したにすぎませんよ。
調べる、手続きするという行為は面倒くさい!ということは僕も共感しますが、お金のことで嘆く、他人に嫉妬する暇があれば「ひと手間」かけることを侮らない方がいい。
さっさと調べ、できる範囲で、できることを全てやる。余力があれば、政府に文句を言う(笑)文句から始めずに、「ひと手間」から始めた方がお金は得やすいと思うのは僕だけでしょうか?
仕事でも「ひと手間かける」微差の積み重ねが、やがて大差となって表れてくる。人の成長も、人生もすべて同じかもしれませんね。という小話でした。
おしまい。
さて、今回の内容は
いかがだったでしょうか?
少しでもお役に立てば幸いです。
それでは、また会いましょう!
著者・思考の整理家® 鈴木 進介
P.S.
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