見出し画像

自粛“要請”?【雑感】

こんばんは!あっという間に今週も折り返しです。テレワークになってから特に一週間の流れが早い気がします。充実してるということでしょうか。

本日の記事ですが、気になったニュースについて。(↓)

結構波紋が広がってますね。このニュースをちらっと見たときに違和感が有ったので、その違和感についてちょっと考えてみました。

非常事態宣言以降、自粛要請が始まり沖縄に至っては県知事から「連休中は来ないでくれ」と言った声明まで出されていたことは記憶に新しいかと思います。これは結構大々的に報道されていたことかとも思いますので、当の本人らも知らなかったということでは恐らくなくて、「バレなければ大丈夫」という思いがあったんだろうと推測します。

新型コロナウイルスの怖いところは無症状者が多く知らない間に誰かに感染させてしまうリスクが高いとされていることで、このニュースに対するコメントとして、”自己責任”で済まされないというのは完全にその通りだと思います。ただ一方で、コメント欄で散見される「皆我慢してるんだからお前も我慢しろ」という論理はそれはそれでお門違いだと思うんですよね。政府は外出自粛要請をしたものの、それはあくまで”要請”であって、個人の行動に法的に制限を加えることはできない。ただ、何故か大衆による非難含むいわば私刑は正当化されているのが現状なんですよね(巷で自粛警察とか言われてるやつですね。)。

皆我慢してるから我慢しろっていうのは感情論としてはわからなくもないです。例えば身の回りの人が、自粛期間とか関係無く飲み歩いているとかいう話を聞いた時すると、心の中で「オイオイ」とは思う気がします。これ、まさに「皆で感染減らそうと頑張ってるんだからお前も協力しろ」という発想からきていて、根本的には「皆我慢してるんだから我慢しろ」っていうのとイコールですよね。

でもじゃあこれを面とむかって言える関係の間柄の人が家族以外でどれくらいいるかという話になると、単純に考えて、相当親しい仲の人ぐらいで、先輩・上司とかになると基本難しいですよね。つまり、自分の考えと違う相手に対する指摘って、本来は相当ハードルが高い行為だと思うんですよね。ご近所さんとかにまずそんな指摘しないですし。

となるとやはり鍵になってくるのがネット・SNSの発達で、自らの考えを匿名で不特定多数の人間に向けて発信することができるツールによって、リアルであれば相当親しい人にしか言えない、やや際どい内容のことでも躊躇いなく発することができる。そう考えると、タラレバですが、SNSがここまで浸透してなけば自粛の効果もここまで出なかったのかなとも思います。

“不要不急”という言葉にも一義的な意味が定まっているわけでもなく、娯楽目的であれ、本人らがどうしても行きたいとの切実な思いを持っているのであれば、それもその人らにとっては不要不急と言えるかもしれない。その考えの個人差を躊躇いなく押し付けることができるのがネット・SNSの存在。

勿論、ネット・SNSの存在を否定するつもりもないですが、この「自分の考えを押し付けていないか」という視点はリアルでも(特に)ネットでも持たないとなーと思う次第であります。


とは言え、イメージ勝負の芸能人が、ファンの共感を得られないであろう行為をするのはどう考えても合理的ではないですよね。


たまにまこんなゴシップ関連も。纏まりないですが本日はこの辺で。

それでは!


この記事が参加している募集

#おうち時間を工夫で楽しく

95,506件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?