見出し画像

おむすび専用ジャム?! 365日中の10日間しか収穫できない、幻の枝豆を味わう【おむすびジャム 肴豆オリーブ】

こんにちは!The SUZUTIMES編集部の これえだ です。
今日はSUZUの人気シリーズの一つ、おむすびジャムについてご紹介します!

おむすびジャムシリーズは、そのキャッチーな名前と長岡らしい食材がテーマであることから、お土産としても人気のシリーズ。
県内外のメディアに複数回取り上げられた実績をもつアイテムでもあり、特に今回ご紹介する【おむすびジャム 肴豆オリーブ】は、2023年、日テレ系「秘密のケンミンSHOW極」内で放映されてから長らく欠品が続き、ようやく製造が追いついてきた商品です!


おむすびジャムとは

“ジャム”と言えば、一般的には「パンに塗るもの」「甘いもの」をイメージすると思いますが、おむすびジャムは違います。
おむすびジャムは、「おむすび用」の「甘くない」ジャム。米どころ長岡ならではの発想で、お米との相性を考えて長岡産の食材を使って作った“おかず系調味料”です。

インパクトのあるデザインと、ころっとした容器。可愛らしさも人気の理由です。

開発は、長岡造形大学の学生さんとNPO法人思いのほかとの合同授業がきっかけでした。「長岡野菜の消費を高めるのにどうしたらよいか?」というディスカッションから始まり、加工品の開発がスタート。
コンセプト、ターゲット、商品販売に向けたスケジュール・・・と、たくさんの議論をして『親子連れがピクニックに行ってジャムをかけるかのようにおむすびにおかずをかけてもらおう』ということに着地しました。

“おむすび”という言葉を選んだのも、『生産者と消費者を、地域と消費者を、親と子を結びたい』という想いを込めて。デザインの再考や中身の試作を何度も何度も繰り返し、迫るスケジュールの中でなんとか完成させた作品でした。

開発当時は3種だったバリエーションも、今では5種類に(2024年1月現在)。「おむすび」「長岡素材」というキーワードを軸に、それらの魅力を伝えられる商品をお届けしています。

メイン食材:幻の枝豆『肴豆』

肴豆(読み:さかなまめ)は、魚のようなさやの見た目と酒の“肴”に最適な味わいから、長岡市の農協がその名をつけた枝豆。シーズンの終わりかけ、9月下旬から10月の上旬の10日間ほどしか収穫できないため、幻の枝豆とも呼ばれています。

長岡野菜にも指定されている肴豆は、長岡の関原というエリアで栽培していた在来種を定着させたのが始まりと言われています。
枝豆の品種で言うと、国内で最も生産量の多い「青豆」の一種ですが、なんといってもその濃厚な味と甘さ、香りが唯一無二
茹で上がりの香りが違う!コクと甘味が違う!!枝豆好きな新潟県民も認める美味しさです。
(実は枝豆栽培面積と、枝豆を含む「さや豆」の個人消費量が全国1位の新潟県。出荷量はお隣の山形県が1位なので、それだけ県内消費量が多いということです。)

枝豆は鮮度が命と言われています。新潟のスーパーでは、枝付きの枝豆もよく目にしますが、それも産地が近く、枝豆愛が強いが故の景色だと思います。
収穫期間の短さも相まって、茹でたての新鮮な肴豆の美味しさは、なかなか県外に出回ることがありません・・・。

そんな、とっておきの美味しさを伝えるべく、おむすびジャム 肴豆オリーブが作られました。長岡だからある味わいを瓶に詰めてお届けします。

商品:おむすびジャム 肴豆オリーブ

1、肴豆をたっぷり使用

まずは肴豆を茹で上げるところから始まります。
一つ一つ状態を見ながら丁寧にさやから外して使います。この時点で厨房には強くて甘い枝豆の香りが広がります。

今年は特にたくさん!
ケースには収まらないので、袋で納品してくださいました(笑)

にんにくの香りを引き出したオリーブオイルに枝豆を入れて一緒に加熱。味を整えて最後にピューレ状にします。

オイルと枝豆が一体になるのがポイントです

2、肴豆の旨みを引き出す味わい

アクセントとして使用しているにんにくは、枝豆と相性が良い食材の一つです。特に肴豆はにんにくにも負けない香りと味わいがあるので、本品ではどちらの風味もしっかり楽しめます。
肴豆の次に多く使っているオリーブオイルは、それらの味わいをまとめる役割。濃厚な旨みをジャムとしてもソース等の調味料としても楽しめるようにしてくれています。

実は、このレシピのヒントになったのは中東料理の「フムス」。同じ豆料理として、そのお豆本来の味の活かし方を参考にしたそうです。
肴豆の“香り”もそうですが、本品では“旨み”にポイントを置き、甘みの強いコシヒカリとの相性を考えてこのレシピが生まれました。

アレンジレシピ:肴豆オリーブの野菜トースト

<材料>
・ズッキーニ(その他、なす・かぼちゃなど、瓜科のお野菜がおすすめ!)
・オリーブオイル
・おむすびジャム 肴豆オリーブ
・塩

<作り方>
1、食パンに肴豆オリーブを塗り、トーストする。
2、フライパンにオリーブオイルをしき、一口大に切ったズッキーニを入れて火を通す。塩を加えて軽く下味をつける。
3、1に2の野菜を並べて完成。(お好みで焦げ目がつくくらい焼き足しても◎)

お野菜は少し皮を剥いておくと見た目も可愛く、火も通りやすくなります。
おむすびジャム 肴豆オリーブの濃厚な味わいは、ズッキーニやなす、かぼちゃなどのみずみずしい味わいとぴったり。

お野菜だけで仕上げたとは思えない、食べ応え抜群の野菜トーストです。

最後に・・・

海・山・川といった自然豊富な新潟県には、なすや肴豆をはじめとする“県外に出回らない美味しい”がたくさんある場所です。
量が少なかったり、運搬に向いていなかったり、規格が様々だったり、美味しすぎて外には出さ図に消費してしまったり(?!)。
そんな美味しいを少しでも感じていただけると嬉しいです。

詳しい商品情報はオンラインショップでご覧いただけます。

https://suzu365.shop/?pid=117982743

それでは、次回の更新もお楽しみに!!
これえだ

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!