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インターン20/25日目 04.23

インターンついに20日目。
今日は、雲南市に来てスペシャルチャレンジのOBとしてプレゼンしにいった。

 実は、昨日寝落ちしていて6:39の松江発の電車に乗らないと行けないのに起きたのはなんと6:00。飛び上がって、必死で準備して徒歩15分くらいかかる道を全速力で走った。なんとか間に合って安心だけど、これ間に合わなかったもう雲南に行く電車が2時間くらいなくて行けないから危なかった。

 8時過ぎに木次駅に到着する予定通りの電車に乗ることができた。
 イベント会場の公民館に着くともう準備ができていた。

 イベント開始。
 正直、資料を作成にさえギリギリだった私はプレゼン練習なんてものはしてなかった。ただなんとなく、このページではこういうこと言おうとか頭のなかで考えていただけ。以前までは、発表なんて緊張するから練習もするし、なんならカンペも書いてたぐらいだった。でも、最近は初めて出会う人に自分のことを話す機会が増えたせいか緊張もしなくなったし、躊躇いさえもなくなった。
 プレゼン発表は、雰囲気が柔らかかったせいか全く緊張することなく終わった。発表内容は、自分の高校生時代に何をやってどうゆうふうに変化したのかを伝えることをお願いされた。もちろん最低限のことは盛り込んだが、私はこのスペシャルチャレンジに参加する重要さと島根県雲南市に暮らしているからこそ経験できることだということを最も伝えたかったし、伝えた。正直、私自身が何をしたかというのは具体的なビジョンは浮かぶようになるのかもしれないが、関係ないと思う。これからのビジョンは自分で創造しいくものであり、創造していくのは本人たちだからだ。とにかく「自分が社会を変えられる」実践、実感を味わって欲しかった。
 私自身もそうだった。365留学が、島根県雲南市という場所が私を変えた。もしくは、奥底にあった本来の私を掘り起こしてくれたのかもしれない。

 午後からは、実際に高校生たちの「好き」、「やりたい」を発見するサポートをした。そもそもスペシャルチャレンジとは、雲南市をよくするために行政が自らアクションしていく高校生にサポートや資金援助をしていく雲南市独自のプロジェクトである。「誰かのために」を第一に考えながら、自分の好きなことや興味のあることと結びつけていく。
 初めて、サポートしていく側に立って人の「好き」を引き出す、アイデアを引き出してあげる仕組み作りをする、そんな風に対話していくのってすごく難しかった。自分だったらこうしてみるとか、こういうのはどうっていうのは何か違う気がして。でも、そういう風に話してしまっている時もあって、「しまった」と思いながら反省する。なんと言っても私は、高校生たちの「オリジナル」の何かを生み出してほしいという願いがある。そのサポートをするのが私たちOBの役目だと思う。
 私が、高校生でスペシャルチャレンジ生だった時の大学生はキラキラしていて憧れがあった。そんな風に私は、思ってもらえたのだろうか。思ってもらうために着飾って、偽りの自分を見せるのは違うし、とにかく「自分らしく」いてイキイキと交流した。でも、こんな私に当時高校生だった私が抱いたようなかっこよさを感じてくれたら嬉しいと思う。 

 365留学生にも会った。今年度で地域みらい留学365も3期生を迎えた。2期生とは、会ったことある程度だったけど今回私がスペシャルチャレンジのOBとして参加したことによって3期生と出会え、繋がることができた。その子は東京から来た子だったけど、話しててすごく意思のあるというか、自分軸がある子でこの子なら一年乗り切れるだろうなと思ったし、この子が一年後どんな自分色を持った人になるのかも気になったし、応援したいなと思った。

憧れの大学の院生の方とも、出会って今度その大学を案内してもらえることになった。その方は、これからサポーターとして雲南スペシャルチャレンジに携わるらしい。その方がプレゼンの進行役だったからドキドキしていた。雲南で偶然出会えるなんて本当に縁だなと思いつつ、また一つ憧れの大学が通っている大学になりそうな、近づいているのではないかとも勝手に思った。

高校生からも刺激をもらったけど、他のサポーターの方とも会話を交わして繋がりができた。雲南っていつも自分を育ててくれるし、心からイキイキできる場だと改めて思った。


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