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不安な朝、ピアノとポッドキャスト

最近の朝は不安からはじまります。

不安の原因は新しい人間関係のこと

新しい人間関係に足を踏み入れる時って、
不安を通り越して少し怖い。恐い。

今までの関係もあやしく感じるくらい自信がなくなってしまう。

自分は人との付き合い方に問題はないだろうか。

自分の発言は誰かを不快にしてないだろうか。

自分がどう見えるか、正しいか、間違っていないかで頭の中がいっぱい


ここ2ヶ月ほどそんな感じで、
毎日不安の波が大きく小さく、いったりきたり。

特に、朝に不安が強くて、
毎日のこともできなくなったり、
今までと変わらないことも億劫になったりする

そんなどよんとした毎朝に
最近欠かせないのがポッドキャストです

しんと静まりかえった部屋で、
誰かの話し声がふわっと明るく楽しく聞こえてくると
自然と身体が動く

好きな声、好きな話し方、好きな語り口、好きな会話…

身体が動けば自然と気持ちも前へ進めるからいい


ただ、朝は良くてもだんだん心が窮屈になって
頭の中に否定的な言葉と、灰色のもやがふぁーっと広がり
それは無意識の間にあっとゆうまに広がってしまうから
気づいた時には落ち込んでいるとか、やる気がでないこともあって。

そんな時は何もできません。

楽しいことも、明るいことも、悲しいことも、恐いことも、
何にも触れたくない。

ただただ、横になってスマホの向こうをいったりきたり。

それで、偶然目の前に出てきた動物のかわいさや、
誰かのおもしろさに触れて、
ふふっとなって
ああ笑えたって気づいて、
まあ不安でいても仕方ないと動きだすのを待ってる。

動ければいいけど、動けない時もあるから困った。

それで、ふとピアノでも弾くかって思って、
え、ピアノでも弾くか…!?
と自分でもびっくりする発想で、
ショパンとか弾いてみよっかなって、
まあ!なんてお上品な提案…!

とか自分で自分の考えにつっこんだりして。

なんでびっくりかというと、
私に取ってピアノは昔苦手だったもの

クラシックの楽しみ方は難しいし、
ピアノは音色が1つしかなくて
聴き所が分からない

エレクトーンを習っていたから、
ピアノは弾くにも重たいし、
両手だけで音楽を作るのって少しつまらなく感じていて、
ピアノを学ぶのも、バイエルから始まって
ハノンとかツェルニーとか、ブルグミュラー、ソナチネ…
地味な練習が果てしなくつづく道…。

がんばってソナチネまでたどり着いてもあまり上達している実感がない。

この何年間は何だったんだと愕然とした記憶。
それなのに、同級生は複雑な曲を堂々と弾いていて、
それも楽しそうに、時には切なそうに、かっこよくて。
ただただ、うらやましかった。

複雑な曲って、メロディーがどこにあるのか分からない。
音楽の流れも難しくて終わるのかと思ったら最初に戻ったり、
と思ったら全く違う雰囲気でまたはじまったり、
いつ終わるの…どこまでが伴奏…どれを聴いていたら良いの…困惑。
そんな曲。

だから、私にとってピアノはそんな遠い存在だった。

少し近づけたのはつい最近。
ここ1年くらいのはなし。

ちょっと疲れてきたから結論だけにすると、
ピアノは身近なもの。
音楽は自分の好きなように楽しむものって気づいてから、
ピアノの音が、弾き心地がとっても好きになった

そして、さっきの独り会話になって
軽々しくショパン弾いちゃおうなんて思っちゃった


話がそれてるけど、
不安なことなんて仕方ないよ

考えちゃうんだから止められない。

だから、不安に思っていることを重く受け止めず、
まあいっかって流せばいいんだよって思った今日の朝

これをすれば少し機嫌が良くなるお守りをいくつか持っておけばこわくない。

私のお守りリストは、
ポッドキャストとピアノです。

他にもたくさんあるよ
もっと増やしていくよ


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