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【真実】世間と株は連動しない

2020年3月ぐらいから始まった自粛期間。この間の経済停滞は世界に大きな打撃を与えています。

現在続々と出てくる各企業の決算報告は散々です。

ただ、多くの人がすでに気付いていると思うのですが、この自粛期間中に新たな儲けの方程式が見えました。


■日経平均は一瞬にして回復した

3月にコロナの脅威が本格的になると日本の株価は2万円台を割りました。まずは未知の恐怖に市場が反応した格好です。

しかしながら5月あたりから株価は上昇し、あっという間に下落前の水準にまで回復しました。

しかも5月と言えば、緊急事態宣言が出され、まだ多くの企業が在宅勤務をしていた時期にもかかわらず、です。


■コロナ相場の謎

僕は株のプロでもなんでもないので本格的な分析は全くできませんが、しばらくこの未曽有の相場を眺めていて感じたことを少し述べたいと思います。

「コロナ相場の謎」なんてタイトルをつけるとかなり本格的ですが、そんな大層なものではなく、「コロナの件でちょっと思ったこと」ぐらいの気分で。


相場の読み方は短期か、中長期かでだいぶ変わってくるのですがここでは短期の視点で見ていきます。

短期の相場を見るときに、私が注視している一つの指標が「出来高」です。株は株価の上下動で利益の増減が決まりますから、出来高が高い、つまり多くの人がこの株に興味を持っている方が価格は動きやすくなります。

つまり、

この出来高の高い時期に、上がるだろうなと思われる株をピンポイントで売ればそこそこの確率で利益が得られるわけです。


■で、コロナと何の関係があるかと言うと

この指標の一つである「出来高」ですが、

コロナの件で自粛が続いた中での実績として、特に長期休暇中に高い数字を示しているのです。

理由はあくまでも想像ですが、自粛期間中に外出を控えている個人投資家(自分のような小規模な投資家も含めて)が、相当数相場を見ていて、かつその動きを利用しようとプロの投資家も相場を見ている、のではないかと。

おのずと出来高が上がって買いが増え、儲けやすくなっています。


いやいや、個人投資家が束になったところで・・・とも思うのですが、現にゴールデンウィーク、そしてこの夏休み期間中と、株式市場は続伸、絶好調でした。

そして私もこの休み期間中、少額ではありますがそこそこ波に乗ることができました(笑)。

ゴールデンウイークの時にかなり面白い動きをしたのでこの盆休み前に安く買っておいて売り待ちしていたのですが、まんまと嵌まりました。


■次回は・・・

9月にさっそく4連休があります。連休中は証券取引所はお休みなのでその休み明け直後が狙い目でしょうか。


こればっかりは前例がないので何が正解かは全くわかりませんが、こうして相場、というかもはや社会心理学を読むことは、これからの人生を肉厚にするためには良い訓練かもしれません。


決算報告ばかり見ていると気持ちが沈んでいきますが、へこんだ分は反発し、必ずどこかが膨らんでいるとも考えられます。

報道に一喜一憂してネガティブな言動をするよりも、膨らむ場所をしたたかに見つけることができる逞しさを見せられるか、試されているような気がします。



相場なんて読めれば誰もが儲けています。今回の分析も薄っぺらくてゆるゆるな私見です(笑)。ただ、

実態よりも、チャンスのありかを見ているか。その視点が大事なのではないかと思うのです。

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