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【東北グルメ】カレー好きさん必見。港町・気仙沼グルメ「メカカレー」~宮城県気仙沼市~

こんにちは。
東北在住ライターのすずき・ちえです。
先日、仙台駅の駅ビルS-PAL SENDAI(エスパルセンダイ)本館に新しいカフェ「マザーポートコーヒー」がオープンしたと知り、行ってきました。

宮城県気仙沼市に本店を置く自家焙煎コーヒー店「アンカーコーヒー」の姉妹店です。気仙沼に行ったときに立ち寄るお気に入りのお店なので楽しみにしていました。

窓際のカウンター席からは仙台駅前が一望できる。

お昼どきだったので、フードメニューに目が行きます。すると気になるものが……。

フードメニュー。いずれも美味しうだけど……

「気仙沼産メカジキのスパイシーメカカレー」です。いつもはカレーには肉を入れるのですが、魚を使ったカレーはどんな味なのか食べてみたい、せっかく気仙沼発のお店に来ているのだから名物をいただこうという好奇心からオーダーしました。

気仙沼グルメ「メカカレー」

メカカレーとスープ、アイスコーヒーをセットに。

オーダーから数分後、テーブルに運ばれてきました。メニューから想像した以上にボリュームがあるというのが第一印象。

早速、メカカレーを食べてみました。

サフランライスは、私が使う茶碗2杯の量!野菜もたっぷり

メカカレーには、メカジキ、タマネギが目に入りましたが、口にするとガーリックやトマトの味が溶け合っていました。

スパイシーながらもマイルドな味と感じました。また、メカジキの風味がカレーにマッチしており、そのコクがさらにカレーの味に深みを出している気がしました。

メカカレーに惹かれた筆者。どのようなグルメなのか調べてみました。

ルーツは気仙沼の家庭の味から

メカジキは、気仙沼港で水揚高日本一を誇ります。地元では「メカ」と呼ばれ、カレーを作るときに肉の代わりに入れる家庭も多かったのだそう。

メカジキブロックhttps://kesennuma-kanko.jp/winter_omiyage2021/#mekaomiyage2021-1より借用

近年、新たな気仙沼グルメとして、複数の飲食店が、お店ごとにメカカレーメニューを開発しました。もちろん、アンカーコーヒーも参加しています。(詳細は下記URLへ)

実際にメカカレーを食べ、上記サイトで様々なお店のメニューを見ていると全種類食べたくなりました。

そして、家でも作ってみました。

白い四角い形がメカジキ。

スーパーで売っていた気仙沼産メカジキとタマネギ、ニンジン、ジャガイモ、トマト、ショウガ、ニンニクを入れました。

さすがにお店で食べたようなスパイシーな味にはほど遠かったものの、メカジキの旨みは健在。
これからもメカジキが手に入ったときは作りたいと思いました。

そして、メカジキですが10月から3月に水揚げされる通称「冬メカ」は、特に濃厚で旨みがあるのだとか。
これから冬に近づくにつれて、より美味しいメカカレーが食べられますね。

カレー好きな方はもちろん、「カレーにはいつも肉を入れる」という方もぜひ一度召しあがってみて下さいませ。

◆参考サイト


気仙沼さ来てけらいん

気仙沼観光推進機構による観光情報サイト。
グルメの他、観光スポットやイベント情報、街の人のインタビューまで気仙沼の魅力がギッシリと詰まっています。


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