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40 何を育てたいのか

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一日一投稿(怠けて後日尻拭いをすることもありましたが…)を始めて、ついに一ヶ月。
飽き性な自分がよく続けている。
だから、今日はぷちあにばーさりー。

いま、私が教育をとおして何をめざしているのか。

この投稿を作成している只中、友人のTwitterスペースを聞いている。
そこで聞いたのは、「子どもから感謝されたい」という承認欲求を教師なら誰でももっている、ということ。
その承認欲求も、その主張も否定はしないけど、私はそれ以上に「楽しみたい」が強い。

楽しむために、学級経営に取り組む。
楽しむために、授業実践に取り組む。
楽しむために、校内研究に取り組む。

不謹慎と言われてしまうかもしれないけれど、それが本音。
楽しくないなら、どんな仕事したって社会に貢献できるとは思えない。

人間は楽しさの中でこそ成長する。それを充実と呼ぶ。

たしか、北海道の堀裕嗣先生がこのようなことをおっしゃっていた。そのとおりだ。

私はいま、授業実践が楽しくて仕方がない。
特に、単元を貫く問いの開発。多様な学習活動の選択制。思考ツールによる学習内容のまとめ。KP法による学習内容の説明。振り返りや評価の充実。
これらを一本の線にする創造が楽しい。
だって、これらに取り組むと、生徒の力が伸びるから。
伸びていく姿を見るのは、何より楽しい。

 結局私は、いま子どもたちに痛切に求められているのはC軸の「創造的思考」で、これこそが教育改革の謳う「思考力・判断力・表現力」や「考える力」であり、勉強力・合格力・与えられた目標を期限内に達成する能力などとは大きく異なる“真に必要な学力”なのだ、ということを繰り返し述べてきたように思います。
 子どもが「想像力」「デザイン力」「自分軸」の三つを兼ね備えたとき、その子は予測不能な時代を力強く生き抜いていくことのできる“C軸の人”になるのだ、と私は確信しています。
石川一郎『2020年からの新しい学力』2019,SBクリエイティブ

石川氏がこう述べるように、私もまた未知の状況に対応できる人になってほしい。
石川氏は、「想像力」「デザイン力」「自分軸」の三点を挙げているが、私はこれに「愛」を加えたい。
すなわち、「他者の成長を望む」「自分の成長を志す」ことである。
これこそが、自ら学ぶ力の根源であってほしい。

ここで改めて、私の教育実践がめざす人間像を示しておきたい。

一.愛される人
一.学び続ける人
一.日本を誇りに思える人

これらが達成できれば、その人はきっとどんな世界がこの先待ち受けていようとも、乗り越えていけるはず。

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