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ショータイム中に起きたアクシデントTOP10

あろはろは!
メンズストリップダンサーの朱雀ガラティアです☆  

気付けば半月以上……

え?何がって?
noteを放置してた期間よ。

別に書く暇ないほど忙しかったワケでもネタ切れしたワケでもどっかのウイルスに感染したワケでもないんだけどね
(改めて皆様コロナによる影響大丈夫ですか?手洗いうがいしようね!)

とにかく久々の記事になるので何にしようかなーと思いあぐねていたんだけど、
みんなが興味持ちそうな内容が良さそうなので!  

急遽開催!


ショータイムの最中に起きたアクシデントランキング〜!!!!


まぁ、アクシデントっていってもわたくし、そんなに困ったことないんです。(企画全否定)

自分はガチガチに最初から最後まで全ての動きを決めて踊るスタイルではないので、トラブルが起きたらアドリブで臨機応変にカバーすればいいだけであって、お客様にバレなきゃそれはもうトラブルでもなんでもない!(ドンッ)

パフォーマーに必要なのは、技術力よりも表現力よりも構想力よりも、「最初からこういうテイですけど?」とごまかす力なのかも、しれない……

作り込みが適当??いや、適応力が高いって言って!!
アクシデントをアクシデントにしないのがプロだから!!

ちゅーわけでガチでヤバいハプニングは未経験ですが、ちょっと困ったことを10位から順に発表していくねっ☆



第10位「衣装・小物が取れる」

これはまぁ、よくあります。しょっちゅうあります。
なんなら4回に1回ぐらいはあります。そんくらい日常茶飯事。

ヘッドドレスが踊ってるうちに取れたり、マントが勝手に脱げたり。
わりと激しい踊りや絡みが多いので、これはもう仕方ないと思って諦めてます。

落としたときには、重要なものならさりげなく拾って付ける、そうでなければこれまたさりげなく端に寄せるなどしてます。

まぁそもそも、落ちないような工夫が必要なんだけどね(笑)  

第9位「衣装が脱げない」

これ、先程とは逆パターンです。

脱ぐはずのところで腕が引っかかって脱げない、チャックが噛んで下りない、紐が絡まって解けないetc…

これもけっこうあるあるです。

脱がなきゃいけない、楽曲も終わりそうで時間がない…


そんなときどうすればいいかはあらかじめ決まっています。




引きちぎる。

もうこれしかないよねぇ(´∀`;)


第8位「腕の筋肉がつった」

基本的にショーに出て踊る前には軽い準備運動はします。曲がりなりにも一応ダンサーですからね。

ただ、それが十分でなかったりすると踊ってるときに身体を痛めたりすることがたまにあります。


大きく反り返るポーズなどをすれば、背中がピキッ!
急に振り返る演出があれば、首筋バキッ!


腕を広げただけで二の腕がつったこともあります(笑)

うぐぅ、痛いよー。。

でも、その時の対処法として、痛みを我慢するよりもベストな方法があるんです。



痛みを利用して表情を作る。


絡みのシーンなどでは、大抵苦悶や快楽に身を委ねる演技をしなくちゃいけません。
襲われてる場面とかならなおさら。

「あっっ//」「イヤァァァ>_<」「ヒィィィイ!」

それがリアルな痛みによる表情なら当然、演技もリアルになるのです。(笑)

もしショーを観ていてやけに真に迫った表情をしているなと思ったら、「こいつ直前にどっか痛めたのかな」って疑ってみてくださいw


第7位「ステージに頭を強打」

ペア演目などでは、相手に身体を持ち上げてもらう振り付けがあったりします。

その場のノリで、急遽持ち上げてもらう場合もあります。

そんな時、相手に心の準備ができていなかったり手が滑ってしまったら、もう起こることは1つですよね?



ゴンッ


自慢じゃありませんが朱雀ガラティア、頭をぶつけたのは一度や二度ではありません。(笑)

当然客席はザワつきます。シリアスなショーだとなおさら。

そこで「ィヤン、ぶつけちゃった☆」とやっても雰囲気が台無しなので、この時ばかりはもう無かったことにして従来の進行に集中。

ただ、それが逆にお客様の笑いを誘うことになってしまうのではないかと悩ましい今日この頃です。  

第6位「画鋲が足に刺さった」

身体ネタが続きますが……踊っている最中に、画鋲が足に刺さったことがあります。

もう一度言うね。

画鋲が足に刺さったことがあります。


なぜステージ上に画鋲が落ちているのか…今となっても原因がハッキリしない世界の七不思議ですが、その時自分は運悪く、裸足でした。


ステップを踏んだ瞬間に足裏に走る鋭い痛み。
しかしここで表情を崩すわけにもいきません。

涼しい顔をして振りをこなし、屈むパートに入ったところでスッと画鋲を抜きステージ傍に投げ入れショーを続行。

幸い傷口が悪化したりなどはありませんでしたが、これはホントに危険だと思いました。

ステージ上はキレイにしよう!
そしてなるべく何か履いて踊ろう!

この意識はうちの子たちとも共有しておきたいですね。


第5位「映像が出ない」

うちでやっているショーは、音だけでなく、映像を使ったものもあります。

背景表示やストーリー説明など、幅広く活躍してくれる映像くん。
映像ありきのショーは、スクリーンなしでは成立しません。

ところが…そんな「映像ありきのショー」で、映像が出ないという事態がごく稀に起こるんです。  

映像でません!
ショーの直前にそれが発覚するほど怖いものはありません。
機器の不調、データの不備、いろいろ原因はあるのですが、出ないものは出ない。

その場合どうするか…
もう音源だけでやるしかないですよね。

多少味気ないショーになっても、今まで全て成立はさせてきたのでなんとかセーフでしたが、
もしセリフや設定を映像の文字で説明する類のショーだったら…考えるだけでゾッとしますね。

ちなみに映像は出たのですが、作成時のミスで200文字が5秒間で下から上に流れていく映像になってしまったショーがあります。
その時は…リハの時点で発覚していたので、事前に「文字めっちゃ速く流れるから動体視力頑張って」って忠告しておきました。
ボクちんえらいでしょ。


第4位「電話が来て音が止まった」

普通、ショーの音源はCDやUSBから出すことになっています。
ただ会場によってはスマホから直接音流せるよ〜という所もあり、iTunesを開いて音を流してもらうこともしばしば。

しかしこの方法、絶対的にオススメしません。
気をつけなければいけないことがいくつかあるからです。

まずは、画面ロックをオフにしておくこと
事前にPA(音出し)さんに渡して、いざショーが始まるぞって時に画面が開けなかったら音は流せません。
パスワードや指紋は持ち主本人がいないとどうにもできませんしね。

そして、必ず機内モードにしておくこと。
イヤホンジャックをつないだアンプやスピーカーは、音源以外の通知音も普通に流れます。
急に音が止まり、「ピロロロロロロン♪」と流れた暁には、もう脱いでなくても恥ずかしさ倍増で楽屋に帰りたくなることでしょう。

これらをうっかり忘れてしまうと大変なことになるわけですね。
なのでなるべくCDに焼いてお渡しするようにしています。

が、やらかしてしまうことは人間あるもので、ショーの最中にLINE電話が来た経験が2〜3度ほど(笑)

そのうちの1回は「寂しい」という理由だけで電話してきた友達でした←


第3位「音が途切れ途切れになる」

これは、自分自身のミスでも他のキャストのミスでもPAさんのミスでもないただの不幸な偶然なのですが、
ヒヤヒヤ&モヤモヤしたショーは、これが1番かもしれません。

その時のショーは他のキャストが作ってきた10分強の音源を使った全員演目。
段取りもバッチリ、リハも完璧。
そんな中でお客様に見守られて始まった最後のショー。

ところが……


デデデーン(プチッ)……デデー(プチッ)………デーーン(プチッ)……


なんと音が5秒おきぐらいに止まるのです。
さらに悪いことに、一度止まると再度Playボタンを押さないと続きが流れないという構ってちゃん仕様


原因は(おそらく)配線の接触不良。  


なぜ…なぜ本番に限ってこういうことが起こるのだ!!(心の中で号泣)

想像できます?5秒毎に無音になるショータイム。

無音の時間、キャストは動いていては変ですから、とりあえずストップモーション。
曲が流れ出すとまた動き出します。

AVによくある「時間止めちゃうリモコン」のスイッチが5秒おきに入れられている世界線です。
これを10分強……

いやぁ、これは、キャストたち、PAさん、お客様、みんなよく頑張った!(笑)
演るほうも観るほうも相当疲れたと思います(笑)

これはもう具体的な対処のしようがないので、繰り返されないことを願うのみ。…ひゃぁおっかない。


第2位「予定より早く退場」

ショーは曲ありき。
無音のショーはごく稀にありますが、大方音源を使って踊ります。

この曲のAメロのこの歌詞でこう動いて…次の曲のラスサビまでに一旦はけて…

ショーを作り込む際は、意外とこのぐらいまで細かく指定して動いています。
つまり、曲がショーのストーリー、動きの基準となるわけですね。

なんですが……


曲自体の聴き込みが甘かったり、
2サビとラスサビのメロディと歌詞が完全に一緒だったりすると
あれ、これって2番?それとも3番?」と内心あたふたすることがあります。(2番とか3番とかはあくまで例えね)

2番を3番と間違えても、3番を2番と間違えても悲惨なことになってしまいます。

曲終わってもまだそこにいるとか、
曲あと半分あるのに帰っちゃうとか…

これ実は自分がよくやらかすパターンの1つです(反省)

楽屋に戻った瞬間の客席の「え、今ので終わり?もう終わったのこれ?」という空気を感じた瞬間、脳内に氷河期が訪れるのです。

決めポーズもしっかりとって、手も振って帰ってきたのに、「ハーイ☆再登場デーース!!」なんてやるわけにもいかない…

大抵、PAさんが気を利かせて音をフェードアウトしてくれるので事なきを得ますが、
不完全燃焼が半端ないミスと言えよう。  

第1位「音源を忘れた」

ハーイ、映えある第1位はコレ!

これはもう…アクシデントというかなんというか、「お前しっかりしろよ!!」っていうだけの話なんですが…

衣装も揃えた、小物もOK!メイク道具は…よし、あるね
そんな感じで自宅でチェックを済ませ、会場に着いたものの、肝心の音源を忘れてしまったという経験が過去に何度かあります。(どよーん)

その時のSEKAI NO OWARI感たるや……

「もう帰ろうかな」って思ってしまいますよね。

実際、帰ったことありますし……


いや、アレですよ?
音源取りに帰っただけで、そのあとまた急いで会場向かいましたよ!

さらに最悪だったのは、もうショータイムまでの時間が差し迫っていて、取りに帰ることもままならなかった時。

仕方ないので、iTunesに即席のプレイリストを作り、使うはずだった音源を順番にポンポン入れていきます
しかし編集前のものなので、おかげで当初よりもかーなり長い演目に
予定より2倍踊りました。




さぁ、いかがでしたでしょうか?
ショータイム中に起きたアクシデントTOP10。

こうしてみると、大胆にポロリしちゃったとか腕がもげたとか致命的なミスはなく、
なんとかここまでやってこれているなぁという感じですが、
もしかしたらこの先、想像もできないようなハプニングがショータイムの最中に起きるかも分かりません。

その時自分はどう対処するのか??

いや、普通にカバーできるとは思いますが、それができないくらい大きな災難が降りかかったら…
それはある意味神回になりそうなので、ラッキーだと思ってしっかり観ていてくださいね(笑)  

パフォーマーは舞台上で死ぬのが本望だ、と言います。

でも実際に舞台上で死なれたらお客様もたまったもんじゃないし、
何より自分は舞台上で死にたくなんてありません(笑)

これからも無茶しないように、とは言いつつ安全圏をちょっと飛び出て色々挑戦していくのでこれからもハプニングに乞うご期待!!
(それでいいのか?)


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