波がおさまるまで

…海辺の近くに住んでいる？
ハナミズキの歌詞？
タイトルにおける連想ゲームをしていたら、きっとそんな案が浮かぶだろう。
しかし、答えは少し違う。


これは私自身の「気分の波」である。


この一年、どうも様子がおかしい。
感情の起伏が激しく、今までできていたことが急にできなくなったり、
精神年齢が明らかに幼くなったように感じたり…。
そして、何よりも「おかしい」と感じたのは、
受験のプレッシャーに悩みながらも、インスタグラムからログアウトする宣言をしては、一日で戻ってきて、
「まだ帰りたくない！」とシラフで何軒も飲み歩き、
これまで人との関わりでエネルギーを充電していた私が、急に誰にも興味が持てなくなり、
むしろ人と関わることが「気持ち悪い」とさえ感じるようになったことだ。

そんな私が病院に行ったとき、医師はこう告げた。
「双極性障害です。」

まだ、正直に言えばよく理解していないし、書くのが少し飽きてきたので、この辺りは要約するが、
その診断の後、私は医師に言われた。
「問診票みたけれど、あなた、文章を書くのが上手ですね。毎日、日記を書いてみてください。形式は自由です。箇条書きでも、何でもいい。」

だから、私は今こうして書いている。
厳密に言えば、これから書きはじめる、なのだが。

波がおさまるまでの、ただの日記でしかないが、
それでも誰かにとって、少しでも彩りや憩いになることを願って。