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お金と一旦距離を置く実験を始めます

勉強にしても貯金にしても何事においても計画的に進めたい。

計画通りに進捗していることが私の安心材料や次に進める原動力にもなっていたのです。そんな私が、一旦お金との距離を置くことにした話を書きたいと思います。

家計負担が増大した3月の家計簿を眺めながらこのままでは産休・育休中を乗り越えられるかなと不安になっていました。

シミュレーションで出した毎月の目標の貯金額を大きく下回ることが予想できます。

家計簿と睨めっこして、削れそうなものを考えながら、自分のお小遣いもほしいくらいなのにとボヤキが出てしまう始末。

でも、キッチンで読むビジネスのはなしに出てくる経営者の帽子千秋さんのお話を読んでいて、ハッとさせられたのです。

経営者でありながら、帽子さんが仕事をする上で一番大事にしているのが「お金を見ないこと」だと聞いて、ただただ驚きました。
お金を見ると売り上げを心配したり、儲けをあげることを考えて、一番大事なことを見失ってしまうから。自分がワクワクすることだけを見つめて仕事をしたら一体どうなるのだろう?と実験中なのだといいます。
キッチンで読むビジネスのはなし

経営者とただの主婦という状況は違えど、大切な視点に気付かれました。

家計簿をつけない、お金を見ないということは私にはできそうにはないけれど、お金と一旦距離を置いてみる実験をしてみようと思ったのです。

家族が増えるという喜びを噛み締めること、赤ちゃんとずっと一緒に過ごせる限られた時間を大切にすること、今しかできない家族の思い出作りなど大事にしたいことに意識を向けたい。

肱側が目の前にあって、大洲と言えばここ、というぐらい素敵な場所なんです。夕日が川に落ち、朝日が川から上ってきます。お店をする、というより、ここで働けば、毎日回を眺めがらコーヒーを飲めるなあと思って」と笑います。
この場所は駅から近くて便利なわけでも、周りに店があるわけでもありません。
「不動屋さんには『絶対にやめた方がいい』と止められました。『帽子さん、こんなところまで誰も来んよ。もうちょっと人通りがあって便利なところがあるから』って。でも、この風景はお金では買えません。
みんな反対するけれど、私自身が居心地がいい空間に身を置けば、きっとうまくいくはず。それを実験しようと思ったんです。」
キッチンで読むビジネスのはなし

お金は生きていく上で必ず必要なものだけれど、お金で買えない大事なものも必ずある。

自分がご機嫌で居心地よく過ごせていれば、お金はあとでなんとでもなるのかもしれない。そんなふうに思わせてくれたのです。

「時間」はお金では買えないからこそ、愛おしい子どもたちとの時間をどんな気持ちで過ごすのかを考えていきたい。

お金との距離を一旦置いてみる実験の経過もまた綴っていけたらと思います。


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