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心のデトックス読書術
今までの人生を振り返ると幼少期からずっと続けてきたことが読書でした。
小説を読めば、物語の中に入り込み、自分の経験したことのない世界を疑似体験できて楽しかったし、図鑑を開けば、自分の興味関心をもっと深く知ることができて夢中になりました。
中学、高校、大学も変わらず小説は読み続けていたものの、小説以外の他のジャンルを手に取り始めたのは結婚してから。
最初に手に取ったのは、料理の本とお金の本。
結婚前、ほとんど料理をしてこなかった私はとにかく毎日本を開いてレシピ通り、必死に料理をしました。
お金も同様。毎月目標にしていた金額の貯金ができれば安心と思って過ごしてきた独身時代。
長い人生にかかる住宅資金、教育資金、老後資金などお金のことを本から学び、FPを取得したり、ファイナンシャルプランを立てました。
子どもが生まれたら育児書、ワーママになったらビジネス書と読む本がどんどん広がっていき、今までの読書の目的であった「学び」と「娯楽」から「問題や悩み解決」が追加されていたことに気付きます。
・料理ができない問題
・お金の知識がない不安
・右も左も分からない育児
・働き方を変えたいけれど、どうすればいいか分からない悩み
・抱えたモヤモヤの行き場のなさ
結婚してから次々に降りかかってきた悩みや不安。
これらのほとんどは、本がデトックスしてくれていたのです。
精神科医の樺沢さん著作のインプット大全には、こんなことが書かれていました。
この世の中の悩みの95%以上は、本を読めば「解決法」がわかるのです。
とりあえず「悩み」や「ストレス」を抱えていたら、まずは「本」で解決法や対処法を調べてみましょう。解決法、対処法がわかれば、あとは実行するだけで、気分は必ず楽になります。
これを読んでちょうど昨日書いた記事と重なりました。
完全に自分の悩みが解決しきれたわけではないけれど、気持ちが前向きになれた理由は、ここにあったのだと思います。
悩みの解決法を知り、行動するだけで気持ちは楽になれる。
対処法を知らないまま放置してしまえば、悩みはどんどん増殖して悪化してしまいます。
悩みを抱えて辛い時ほど、書店に出かけてみる。自分のアンテナに引っかかった本との出会いはきっと自分を楽にしてくれるでしょう。
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