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やりたいことには、賞味期限がある。

2023年のスケジュール帳のやりたいことリスト100に書いた1行。

それが、「祖父母にひ孫を見せに行く」でした。

長男は祖父母にとって初ひ孫。

ずっと会いたいと言ってくれていたのですが、長男が0歳の時は私に余裕がありませんでした。

とても長野への長旅はできないともう少し大きくなったらと見送っていたら、長男が一歳のタイミングで世の中はコロナで大騒ぎ。

その間に、長野に直撃した台風で祖父母の家の裏庭が土砂崩れになったり、祖父が手術をしたりで、いつ何が起こるか分からないと心がザワザワする感覚がありました。

できれば考えたくないはけれど、人は必ずいつか終わりがくる。

祖父母ももう80歳を越えています。

後悔しない選択をしなければ、時間は待ってくれはしないし、どれだけ願っても戻ってもくれません。

子どもたちの顔を祖父母が元気な間に見せに行きたいと思いつつ、なかなか重い腰が上がらなかったけれど、こうやって実現できたのは、やりたいこと100リストに書いたからだと思っています。

というのも、100リストにひとつずつチェックが入っていく中、目に入る「祖父母に会いに行く」が気にかかって仕方なかったのです。

やりたいことにも賞味期限がある。

100リストを眺めていると、いつまで100リストに入れておくつもり?と問われているように感じました。

このリストたちは、本当にやりたいことなのか?

本当にやりたいことなら、今できることなんじゃないか?

賞味期限、いや、消費期限が切れないように、100リストを目の前にいつやるのか自問自答していきました。

やると決めたら早かった。

やるのかやらないのかではなく、やると決めていつやるのか考えると、こんなにも早く到達するのだなとつくづく思います。

そして、実行してよかったと心から思います。

「遠いところ生きてる間にきてくれて感謝」と言った祖父。

「おばあちゃんの初ひ孫なんだよー」と嬉しそうに長男に話す祖母。

日々は目まぐるしくて、やらなければいけないこと、考えなくてはいけないことは多いからこそ、大切なことに目を向けて生きていきたいと改めて思った旅となりました。

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