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ころころ移り変わる心の動きは「人生のリサーチ」

仕事が産休に入ってから、3週間が過ぎた。

ゆるやかに流れる時間を贅沢に使って、気持ちが追い立てられないのはやっぱりいいなあと感じたかと思えば。


あれだけ産休に入ったらあれもこれもやろうと意気込んでいたのに仕事をしていた時と変わらないくらいの進捗で一体何をやっていたんだ…。時間管理が足りないんじゃないかと急に焦りに駆られたり。

気持ちばかり忙しい毎日を送っています。

「キッチンで読むビジネスのはなし」のかのうかおりさんの話にとても共感。

仕事で忙しい毎日を送っていると、ふと「私って何をやっているんだっけ?」と突然冷めた目で自分を見つめる瞬間があります。好きな仕事を一生懸命やっているはずなのに、時間に追われ、なんのために働いているのかわからなくなってしまう…。
逆にぽっかりと時間ができて、みんなが働いている昼下がりに洗濯をしたり、スーパーに買い物に出たりすると、妙に心がす~す~することがあります。ほんのわずか、何かがずれるだけで、私はなんにもすることがなくなって、誰からも必要とされなくなってしまうのではないか…。自分の足元が急に心もとなくなって、「忙しくても、仕事ができるって幸せなのかも」と思い直したりするのです。
キッチンで読むビジネスのはなし

時間がないからこその悩み、時間があるからこその悩みがある。

今回、一旦立ち止まって自分が大事にしたいことを確認する経験ができたことがとてもありがたいと思っています。

時間がない生活と時間がある生活を経験してみて、気付いたこと。

それは、メリハリがある生活が自分には必要なのだということ。

それと同時に、メリハリのある生活を自分で作ることは本当に大変だということも痛感しています。

自分の意志だけではどうにもならないことは、しくみで整えていくしかない。

メリハリのある生活のために必要だと思ったことは次の5つ。

・仕事と暮らしのバランスを整え続けること
・ほどよく外に出ること
・身体を動かす習慣をつけること
・時間割を活用すること
・ゆとりを持ってスケジュールを立てること

これらは、仕事をしていた時間がない時には分からなかったこと。

「やる」前からから「わかる」ことは本当に限られています。

「わかって」から「やる」というスタンスでは、結局何も始まらない。

やってみてわかったことは、人生のリサーチとなり、選択の指針になると思うのです。

①迷った時は一旦立ち止まってどっちも経験してみる
②経験からの気付きからその時の正解だと思う方を選ぶ
③自分の判断が正しかったのか正しくなかったのかを実験する

大きな決断から小さな決断まで、たくさん選び、変化を観察し、毎日の進化を楽しむことで、人生の奥行きが深くなるような気がするのです。

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