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「自己否定」という重荷をおろしたら、どこまでもいけそうな気がした話

突然ですが、みなさんは自己否定する言葉を使ってないですか?

「まだまだ私なんか」
「上には上がいるから」
「成功するのは一握りだよ」

私は、使ってないと言いたいところでしたが、そもそもその言葉が出てきそうな目標を立てていないことに気づいたのです。

昔から自分の本を出すことが目標でしたが、まずは自分が少し背伸びをすれば手が届く「Kindle出版」を目標に掲げました。

「商業出版」を目標にすると、まだまだ私なんか、と言ってしまいそうなのが目に見えていたのです。

今までを振り返ると、努力すれば必ず達成できる目標ばかり立てていました。

でも、それでは本当に望んでいる理想の未来にはずっと辿り着けないんじゃないかと思ったのです。

このことに気がついたのは、夫との会話がきっかけでした。

夫は、「俺が目標を掲げる時は、みんなが口を揃えて『不可能』というものをどうすればできるか、逆算して考える」と言っていたのです。

夫とは、新卒で同期として出会ってその仕事ぶりを見てきたので、その言葉には説得力がありました。

夫は、入社1年目の時に、1つ年上のとても仕事ができる先輩に憧れ、同時に追い抜かすには、どうすればいいかを考えたようです。

先輩ができている同じことをできるようになっても、追い抜かすことはできない。

そこで夫が考えたのが、他の業務が多少疎かでも販売実績1位を目指すことを目標にしたのです。

管理職になるとどんどん業務が増えるけれど、新人だからこそ、販売に集中できると考えたそう。

そして、本当に管理職につくまでは、販売実績1位をキープしていました。

「販売実績1位を目指すのはまだ早い」
「他にも覚える業務はたくさんある」
「自分はまだ商品知識も十分でないし」

と思っていたら、きっと辿り着けなかったでしょう。

夫は、知識がなくても場数をこなすことが大事だと言います。

分からないことがあれば、「確認してきます」でいいと。

とにかくお客さんと話すことで、知識も増えるし、ニーズも分かる。

失敗すれば、成長スピードは一段と早くなる。

新しいことを始める時、インプットの比重を多めに取りがちですが、インプットしながら、アウトプットすることで、成果も早く出る。

大きめの目標を掲げることは、失敗することも、恥をかくことも、挫折することも増えるかもしれない。

でも、小さな目標の達成を積み重ねていくよりも達成スピードが早まるのは、想像に難くないですよね。

多少リスクを取ってでも挑戦できるのは、慎重派で安定志向の私には、育休中の今しかないとも思いました。

勇気がいることだけれど、「自己否定」という重荷をおろして目標を掲げてみます!

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