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たまになんでもない日常を味わってみる
最近色々な人のエッセイを読んでいて、暮らし方、生き方、日々の楽しみ方を見直すいい刺激となっています。
いい具合に気が緩んで、気持ちが軽くなる。
これからのキャリア、働き方、スキルアップももちろん考えないといけないのですが、日常のクスッと笑えるような小さなおもしろい発見を文章で表現する魅力に気付いてしまったのです。
すぐには役に立たないかもしれない、身にならないかもしれないことを真剣に考え、考えたことを文章にすることにすごく惹かれました。
文章書くことをもっと自由にもっと楽しく続けていけたらと。
日常にあらゆるアンテナを立てていきたいと思うのです。
書いてみると案外自分の平凡な日常も映画のワンシーンのように感じられたりもするものです。
この間読んでいた角田光代さんの「恋をしよう。夢をみよう。旅にでよう」というエッセイ集の中に、「褒め男に遭遇したことある?」というエッセイがありました。
読みながら今まで出会った褒め男を思い浮かべて真剣に考えている自分がいました。
私が褒め男で思い出したのは小学生の時に好きだった男の子。
漢字ドリルを書いていると、前に座っていた男の子が私の漢字ドリルを見て『「校」めっちゃ綺麗やん』と言ったのです。
私は、その日から自分の「校」の字とその男の子を好きになりました。なんと単純。
サラッと深い意味もなく人のいいところを褒める人っていますよね。
褒められた方はすごく意識してしまうのに、褒めた本人は、その一言で女の子が自分を好きになるなんて夢にも思わないのでしょう。
こんなことを考えるのは本当に久しぶりで懐かしくておもしろい不思議な感覚でした。
子育て、家事、仕事、納期のことで占拠されていた頭に「褒め男」が加わったのがなんだかおかしくて。
たまにはガチガチな頭をほぐすようにこんなことを考えるのもいいかもしれない。
そして、皆さんの出会ってきた褒め男のエピソードを教えてください笑
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