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【子育てエッセイ】家族の一員という意識が強い4歳息子の日常

息子の自我が芽生え始めたころから、わたしは意識してきたことがあります。

それは、息子を子ども扱いしないということ。

歩き始めたころから、おはしをテーブルに運んでもらったり、しゃもじでご飯をよそってもらったり、掃除機をかけてくれていました。

息子はお手伝いが大好きだったこともあり、家族の一員として、できることから家の仕事をお願いしていたのです。

我が家は、男だから女だから大人だから子どもだからという区別はしません。

一緒に暮らすチームとして、自分ができることをする。

そうやって暮らしてきて4年間。弟が生まれてきて8か月。

家族がチームとなって動くことが当たり前となった今、長男が家族の動きを理解していることを実感することが昨日ありました。

0歳次男が寝ぐずりして、なかなか寝つけず、時計を見るともう20時50分です。

長男の就寝時間は21時。

次男が途中で起きたときや寝ぐずりしているときは、夫が長男の絵本の読み聞かせと寝かしつけを担当してくれます。

いつものようにお願いして、わたしは次男の寝かしつけへ。

次男が寝たので、長男が寝る部屋へ行くと、長男の隣に夫の姿はありません。

しかも、長男はまだ起きている。

「パパは?」と聞くと、長男は「パパはお風呂入りに行ったよ」と答えます。

「1人で寂しくなかったん?」と聞くと、「ママがすぐきてくれると思ったから大丈夫やったよ」というのです。

あんなに寂しがりやだった息子が、1人で待てるなんて。

次の朝夫に聞くと「パパは、お風呂入ったり、洗い物があるから、かいちゃんは1人で寝れるよ」と言ったといいます。

「寂しくないの?」と夫が聞くと、「ママがきてくれるし、大丈夫。おやすみ」と答えた長男を尊重して、寝室を後にしたと言っていました。

2人で、家族の動きを回すことを考え始めたなんて、本当ににすごいねと感心していました。

長男の成長には驚かされてばかりです。

これからも子ども扱いしないで、1人の人として尊重して接していこうと改めて感じたのでした。

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