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「時間がない」を解決する方法は、効率化ではなくマインドフルネスだった。

子どもを産んでから、感じた大きな壁。

それが「時間がない問題」です。

やらなければいけないことばかりに時間を使っていると、何のために頑張っているのだろうと虚しさを感じるようになりました。

1人の時間がほしい。
自分のやりたいことをやる時間もほしい。

そこで、思いついたのが効率化。

時短家電を導入したり、家事しながらVoicyを聴いたり、Kindleの耳読書を取り入れたりもしました。

実際に、やりたいことをする時間は増えました。


それでも、わたしは「時間がない問題」を解決することはできなかったのです。

「時間がない」本当の理由は、納得感

やりたいことができる時間を確保しても、もっとやりたい。全然足りない。

時間がどれだけ増えようが、やりたいことはどんどん増えてしまう……。

そこで、ようやく気づきました。

自分のやりたいことができるようになっても「時間がない問題」は、解決しない。

本当に求めていたことは、自分のために使える時間を増やすことではなくて、満足のいく時間を使うことだったのです。

心も体もシングルタスク

やらなければいけないことをするとき、私が考えていたことは時間ができたらすることや少しでも時間を有効的に使うためにインプットすることでした。

しかし、何にどれだけ時間をかけているのか見える化してみると、ながら家事をしているときの方が結果的に多くの時間を使っていることが分かったのです。

そこで、心も体もシングルタスクを心がけるようにしました。

思考と作業は別々にするのではなく、作業しているときは作業に全集中。

思考しているときは思考に全集中するようにしました。

やらなければいけないことをやっているときは、頭は何も考えない。

ただ、目の前の野菜に集中。
ただ、目の前の掃除に集中。
ただ、目の前の子どもに集中。

それだけで、頭がスッキリして時間を有効的に使えているように感じます。

そして、実際に作業時間は短縮されているのです。

スマホと距離を置く

もう一つ効果のあったことが、スマホと距離を置くことです。

ながら聴きで家事をしているとどうしてもスマホを側に身につけておく必要があります。

それに、今のもう一回聴きたいとか、忘れないうちにメモしておかないととか、次は何を聴こうとか、色んなことを考えて気づいたら家事の手が止まっているなんて日常茶飯事でした。

物理的にスマホと距離を置いて、目の前のことに集中する時間は決して無駄な時間ではなく、マインドフルネスの時間とすることが心地いい時間の使い方となりました。

マインドフルネスで欠乏感から解放

「時間がない」と感じるときは、自分自身が感じている欠乏感が原因なのかもしれません。

そんなときは、無理して時間を作ることよりも、自分を満たしてあげることの方が大切です。

「時間がない」を解決するために、効率化から一旦離れて、"今"を感じてみませんか?

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