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幸せになれない思考の正体

人には色々な考え方があって、ポジティブ思考の人もいれば、ネガティブ思考な人もいますよね。

その思考の中でも1番幸せから遠い思考が、経験上「損得勘定」だと思うのです。

何事にもメリットデメリットはあります。

その上で自分の判断基準で選択していかなくてはいけませんよね。

損得だけで物事を判断していると結局自分が1番大切にしたいものが見えなくなってしまう。

例えばよくある持ち家か賃貸かを決める時も、メリットデメリットはどちらにもあります。

損得勘定だけで判断していては話は並行線になりがち。

結局自分がどんな家に住みたいか。どこで暮らしてどんなふうに生活をしたいのかを考えることでしか前に進めないのだと感じます。

働き方を選択する上でもそうです。

会社員かフリーランスか、どっちがメリットが多いかで決めるとほとんどの場合後悔するでしょう。

当然ですがどちらにもいい面もあれば悪い面もある。

自分がどんなふうに働いてどんなふうに人生を過ごしたいのかで判断することに尽きるのです。

メリットデメリットを把握しておくことは大切ですが、やっぱり最後はそれを考慮した上で自分の判断基準や価値観によって決めていくしかないんですよね。

損得勘定で判断すると幸せになれない理由は3つあります。

1.損した時に後悔する
2.側にある幸せを見落とす
3.良好な人間関係が築けない

1.損した時に後悔する

誰でも後悔したくないですよね。

でも、損得勘定で判断した場合結構の確率で後悔することになると思うのです。

人生の選択って正解のない問題だけれど、損得には正解がある。

2分の1の確率で損してしまうし、損すればその選択は不正解になってしまう。

そして、蓋を開けてみなければ分からない。

反対に、自分にとって譲れないもののために選択した場合は、譲れないものは満たされているから、自分で自分の選択を正解にすることができるのです。

2.側にある幸せを見落とす

損得勘定だけで判断していると自分のメリットや金銭面しか目に入らないので、今持っている幸せや喜びを見落としてしまいます。

盲目的となり、周りのことが見えなくなってしまうので、気をつけないといけないですよね。

3.良好な人間関係を築けない

損得勘定だけでは良好な人間関係は築くことは難しい。

損得勘定で判断するということは、自分が損するか得するかを考えることになるので、自分のことしか考えられなくなるのです。

人のことを思うことができない人が良好な人間関係を築けるはずもないですよね。


何かを選択する時、メリットデメリットは必ず調べますが、そこだけを判断基準にしていないか、本当に大切なものはなにか日々の思考が損得勘定になっていないか改めて自分の思考を見直そうと思うのでした。

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