【こども企画】おうちフェスティバルを開催して、子どもが初めてお金を稼いだ日

昨日、子どもとおうちでフェスティバルを開催しました。

企画から、チラシ、チケットの作成、部屋の飾り付け、食材の仕入れ、料理などの準備や当日の料理提供、ゲームの運営までやり切ってくれました。

企画編

この企画を思いついたのは、2週間前。

息子はいつもどこかのお店に行くと、感化されて家に帰ってきます。そして、「いらっしゃいませ!」とお店やさんが始まるのです。

働くことに強い憧れを抱いていました。

普段の遊びも、自分が遊ぶよりも「ママとパパがこれをやって」と、運営サイドに回りたがります。

そんな性格だからこそ、実際に、お金をもらって人を楽しませる経験ができたらいいなという思いで、「かいちゃんフェスティバルやってみない?」と提案しました。

初めはなにそれ?という顔をしていましたが、「お客さんに料理を運んだり、ゲームしてもらったりして楽しんでもらうねん。」と言うと、目をキラキラさせながら「する!!」と二つ返事。

早速、どんなメニューにするのか、どんなゲームにするのかを考えました。

【メニュー】
焼きそば30円
チヂミ50円
おにぎり10円
きゅうり10円
バニラアイス20円
おつまみセット30円
ももジュース10円
りんごジュース10円
ビール10円

【ゲーム】
ボーリング10円
ピンボール10円
恐竜バトル10円
かえるのゲーム10円
ハムちゃんのえさやり10円

準備編

企画が決まったら、チラシとチケットの作成。

じいばあの家にポスティングしたら、ひとまずの準備は完了です。

前日の準備は、食材の仕入れから。

息子は観たいテレビがあって、スーパーに行くのを嫌がっていましたが、「明日のフェスティバルの準備は今から始まってるんやで」と言うと、しぶしぶ重い腰を上げました。

帰ってきたら、またスーパーの店員さんになりきってピッピッとバーコードをかざす真似をして、夫に食材を渡し、夫が冷蔵庫に入れるという遊びが始まっていました。

当日編(準備)

当日の料理は、
・おにぎりを作る
・バニラアイスを作る

この2つを担当した息子。

炊き上がったお米に沖縄のおむすび塩を振って、しゃもじで混ぜ混ぜ。

恒例のつまみ食いもしながらね。

バニラアイスは、ミキサーで卵白を混ぜ、砂糖を入れながら、ひたすら混ぜ混ぜ。そして、卵黄を入れて、また混ぜる。

それを、タッパーに入れて、冷凍庫へ入れる。パッと振り返ると、ボールについたものをおいしいおいしいと舐めていました。

息子は、混ぜるか食べるかしかしていないことに気づく母。笑

その次は、部屋をフェスティバル仕様に。

イーゼルの準備とキッチンにメニューと値段を書いた紙を貼る
食べる席は、窓際の方がいいかも!と夫のアイデアで、家具を移動させる。
息子の作品を展示して鑑賞できるスペース作りたいと私の案で、息子の絵を飾った前にベンチを置く。
カフェ風にレイアウトして、カフェミュージックをかける。
手作りのピンボールと、恐竜バトルの会場。景品は、パイの実。
ボーリングとかえるのゲーム。

かいちゃんフェスティバル開幕

準備は、万全。15:30お客さんたちがやってきました。

いらっしゃいませ〜と食事を並べます。
一生懸命注文が入ったものをお皿に移します。
ありがとうございます〜!

「焼きそば2つでーす!」
「おにぎりもできましたよー!」
「ゲームは10円でーす!」

と、大きな声を出して、てきぱき働きます。

息子の働きっぷりは、本当に素晴らしかった。

初めてお金を稼いだ金額は、820円。

仕事をして稼いだこのお金で息子は、果たして何を買うのでしょうか。

今朝、起きてきた息子が口にしたこと。それは、「そういえば、フェスティバルに知らないお客さんは、来なかったねー」。

次は、地域で開催しているマルシェに出店計画を立てるか!と、また新たなチャレンジを思いついてしまった朝でした。

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