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子どもの学校見学へ。教育について考えた日

あと3年後に小学生になる息子の小学校問題。

少し早いですが学校見学へ行ってきました。

今息子を通わせている保育園は、モンテッソーリ教育、シュタイナー教育、レッジョエミリア教育を取り入れられていて、関わりも環境も方針も素晴らしいと思っています。

小学生になっても引き続き同じ方針の教育を受けさせてあげたいと思い、1番近くのシュタイナー学校へ見学へ行ってきました。(といっても車で30分かかるのですが…)

子どもたちの発達や心の成長を第一に考えられた校舎づくりや授業形態にはとても感銘を受けました。

例えば、低学年の教室はお母さんに包まれているような安心感を抱くようにカーテンや壁の色にピンクが使われていたり、天井が低く設計されているなど工夫が施されていました。

天井や黒板の形も丸みを帯びていて一体感を感じられるようにという意図もあるようです。

黒板は、窓のイメージで開いて、新しい世界を知ることができるという学びの仕掛けもありました。

高学年になると壁は黄色がかって、太陽の光をイメージし世界がキラキラしていることを表現しています。

4年生頃から衣食住を中心にテーマに学び、体感を通して学ぶことを大事にしているそうです。


5年生は体のバランスがいい黄金時期なので、メインカラーは黄色です。

体が1番動く時期なので、やりなげやレスリングなどのアテネのオリンピックの競技を体験することで身体を思い通りに動かしたり美しさを実感する機会も与えられます。

7年生からは一般的には中学生です。

思春期に向かって内側に入っていく時期。

どんどん黒板、天井の形の丸みが取れて角張っていきます。

思春期の闇に入る前の色ということでカーテンや壁の色は緑が使われていました。

授業の中でも自分自身の内側に問いを投げかける場面が多くなるようです。

9年生にもなると、天井が高くなり内側にも外側にも向く気持ちをギザギザの形で表現され、青のカーテンが吊るされていました。


保護者も学校の運営に携わることで学校に気持ちが向くので、子どもの気持ちも自然と学校に向くことに繋がると話されていたこともとても印象的でした。

学校法人ではなくNPO法人ということもあり、金銭的な問題や運営を保護者で回しているという現状もあり、素晴らしい教育を受けさせてあげたいという思いと生活の負担への不安などの葛藤も大きいです。

3年間子どもの小学校問題に向き合って後悔しない選択をしたいと考えています。

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