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経験を積み上げるとは?経験から学びへと繋げる習慣

経験は大切。でも、同じ経験をしても成長する人とそうでない人がいますよね。

昨日、職場の同僚とした雑談の中で、経験から何を学び、何を考え、どう活かすかによって違いが出るんだという気付きがあったので、まとめておきたいと思います。

経験をしても成長するとは限らない

職場の同僚が出世をしてマネジメントするポジションに就いて9か月。

近くで仕事をしていたので、悩みを聞くこともよくあり、大変さはすごく伝わっていました。

でも、私から見ると同僚は明らかにいいように変化しているように感じていたのです。

どれだけ苦しかったり、しんどいことも乗り越えてみると、やってよかったと思える経験もきっとあります。

少なからず成長には、いいことだけでなく辛いことも付きものでしょう。

私は彼にやってよかったか?と聞いてみました。

すると、彼は「やってよかったことは何もない。しんどいだけ。給料を減らしてもらってもいいからもうやりたくないと人事に伝えた」と答えたのです。

望んだことでなかったとしても、せっかく自分が頑張った経験をそんなふうに思ってしまうのはもったいない。

そう思ってしまうことで自分の頑張りさえも否定してしまうことになってしまうのではないかと感じました。

経験から学びへと繋げる習慣

結局は、どんな経験をするかよりもいかに経験を学びへと繋げるのかが大事なのだと思います。

経験から何を得たのか、成長したことはなにか、今後にどう活かすのかなどやってよかったこと、気付きを大切にしたい。

彼の話に戻ると、やっぱりそのポジションにはもう就きたくないと思ったとしても、経験から自分が何が好きで何が嫌いか、なぜやりたくないのか、なぜ向いていないと思ったのか、反対にどんなことが向いているのかを自覚することができたのなら、そのポジションに就いたことも意味があったと感じます。

ただ、給料と見合っていないとかしんどいからと経験を無駄にしてしまうことはもったいない。

いずれにしてもやって無駄な経験はないというのが私の持論です。

これらの気付きから、私自身は人からすごいと言われるような特別な経験はしていないけれど、日々の暮らしや仕事、子育ての中で悩みながらも考え、気付き、学びながら、成長していきたいなと思うのでした。

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