言葉の扱い方に注意しようと思った話
言葉は、誰もが当たり前のように使っていますが、時に誤解やすれ違いを招きます。
同じ言葉でも人によって色々な解釈や受け取り方がありますよね。
今、犯罪心理学者の出口さんが書かれた「子どもを呪う言葉・救う言葉」という本を読んでいて、より一層言葉の扱い方には気をつけないといけないと感じています。
・そんな深い意味もなく発した言葉
・相手を思ってよかれと思って発した言葉
・ついかけてしまう言葉
色んな言葉がありますが、客観的に見れば、発した本人とっては「そんなつもりはなかった」と済まされてしまうようなことでも、受け取った相手が子どもであれば、主観的事実が大切だというのです。
特に、子どもは親に嫌われたくないという思いも強いですから気をつけたいところ。
ただ、誰もが、子どもを愛していて、子どものためを思っているはずなのに、それが伝わらないのは悲しい。
だからこそ、この本を読んでおきたいと思ったのです。
子どもが悪いことをすれば、時には怒らなければいけない場面もあります。
あるいは、よくないと分かっていても余裕がないと、つい口にしてしまうこともあるかもしれない。
はたまた、きちんと話せば子どもは理解してくれると信じて、話しているこそさえも親の都合を押し付けている可能性もある。
大人の思うように子どもを動かしたくて、かけている言葉も中にはあるかもしれない。
大人が言っていることが本当に正しいのか。
正しいとしても、その伝え方で本当に伝わっているのか。
自分の伝えたいことが先走ることなく、子どもが受け取った主観的事実を観察していきたいと思いました。
最近の長男の様子を見ていると、どうやら夫と保育園の先生に対しては、怒られることを避けて、「分かった」と納得しているフリをする場面が見られます。(私の思い違いかもしれませんが)
私自身の幼少期、自分は悪いことはしていないと納得はしていなくても、その場をやり過ごすために、反省しているフリをしていたので、なんとなく「あ。本当に理解しているわけではないな」と感じるのです。
でも、私と子どもも違う人間なわけで、主観的事実までは分かりません。
子どもの声かけについて、私自身も今一度見直すためにしっかり本を読みたいと思います。
全部読み終わったらまた、レビューを書きます。
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