人生は、根拠のない自信で、どこまでいけるかの実験
自信っていうのは、どこから湧いてくるものなのでしょう。
人から自信を持って!と言われても、自信なんかつきませんよね。
でも、なぜか私には謎に根拠のない自信があります。
人からは、「どこからその自信がくるの?」とよく言われますが、きっと「根拠のない自信で、どこまでいけるかの実験」くらいにしか思っていないのだと思います。
根拠のない自信を持っていたって誰にも迷惑をかけるものでもないし、自信を持って宣言したことが仮にできなかったとしても大抵その頃にはみんな忘れています。
時々思い出して「あんなこと言ってたな〜」と笑い話になるくらい。
でも、根拠のない自信を持つことで、いいことはたくさんあります。
本当に行きたいところに連れていってくれることもあるからです。
ドクターエックスの大門未知子のように、「私、失敗しないので」と自信を持って言い切ることが大事。笑
実際に、本業で経験したことを振り返ってみたいと思います。
私は、インテリアの会社に入社して店舗で働く中で楽しいなと思える仕事を見つけました。
それが、販促POPの作成です。
販促POPを作って、売り場に設置して、これで売れるはずだ!と根拠のない自信を持って観察していました。
すると、本当に、「あ!こうやって使えるんだー!買ってみよ!」と購入してくださったお客様がいたのです。
嬉しくて店長に報告すると、「たまたまやろ」と言われ、とても悔しかったことを覚えています。
雑貨屋さんや家具屋さんに行けばいつも販促POPを見て研究し 、POPを作っては設置を繰り返していると、ある時店長に言われたのです。
「全店の売り場の統一感がなくなるから、これからは、本部で配信されたPOP以外は設置しないように」と。
自分の作った販促POPは売れると自信のあった私は、自己申告書に異動の希望を書きました。
すると、本当に本部へ異動となり、自分のPOPは全店配信されることになったのです。
今振り返れば、実際に私の販促POPが売れると確信したから異動させてくれたのではないと思います。
自己申告書に書かれていた、私の根拠のない自信を買ってくれたのでしょう。
根拠のない自信は、たまに思いもよらない場所へ連れて行ってくれることがあります。
それが、文章でも写真でもデザインでも絵でも話すことでも、どんなことでも、自分の好きなこと、得意なことを使って、どこまで行きたいのか想像してみませんか?
根拠のない自信は、どこかへ連れて行ってくれるかもしれません。
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