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その『苦労』の、正体は?

人生生きていれば色んな苦労を経験する。

過ぎ去って忘れてしまった苦労もあれば、あの時の苦労があったから今の私がいるというような苦労もあります。

苦労はないに越したことはないのかもしれないけれど、苦労を乗り越えた喜びや達成感もあるから頑張れるのかもしれないとも思うのです。

苦労には2種類の苦労があることに気付きました。

能動的苦労
自発的苦労

能動的苦労は、自分ではどうしようもない苦労のこと。

例えば、お金がない。時間がない。職場の人間関係が悪い。夫が家事育児に協力しない。などが挙げられます。

自分が能動的苦労に悩まされている時、つい環境や人のせいにしてしまいがち。

でも結局変わることができるのは、環境でも人でもなく自分なんですよね。

自分が変わることで色んなことが動き出すものだと過去の経験からも言えます。

自発的苦労は、自分から苦労する環境を選んでいるケース。

例えば、副業がうまくいかない。新しい挑戦がしたい。自分に何ができるのか。などの苦労。

わざわざしなくても生きていく上では困らないようなことをして、悩むことが自発的苦労です。

人は能動的苦労がクリアできたら、次のステージの自発的苦労をするものなのかもしれない。

苦労なしで生きるには人生は長すぎるのかななんて思ったりもします。

理想の生活が送れる夢のマイホーム。
優しくて家事も育児も協力的な夫。
こだわりは強いけれど優しくて素直な息子。
孫想いな優しい祖父母。
人間関係や待遇は悪くないし融通もきく仕事。
毎日新しい情報が知れて楽しくて、リピートしてくださるクライアント様もいてありがたいライターの仕事。

そんな能動的苦労は何もない楽しくて十分すぎる毎日を過ごしながらも、やっぱり私は毎日悩みながら試行錯誤しているのです。

子育てや仕事のことで思い通りにならず壁に直面するたびに、自分自身に向き合い、生活を見直し大切なことを確認する。

乗り越えるたびに感じる充足感と達成感。

自発的苦労があることで、人は大きく成長できるのだと感じます。

能動的苦労は、今すぐ解消したいストレスに繋がってしまう苦労。

自発的苦労は、乗り越えるたびに自己実現へと近づく苦労。

あなたの感じている苦労の正体は、能動的苦労と自発的苦労のどちらですか?

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