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2歳のおうち遊びに限界を感じうんていをDIYした話

おうち遊びの限界と解決案の模索

2歳さんが居る方はわかると思うのですが、おうち遊びをおもちゃで楽しむの、限界を感じませんか?

大人が疲れたり飽きたりして、ついついテレビに頼ってしまいます。
できることなら体を動かす遊びができると、
体力も増え寝付きもよくなりそうだな、
と思いうんていを作ることにしました!

・・・という格好良いエピソードは後付で、
奥さんが「うんてい、いいね」と市販品を見せてくれたんです。
完成品を見て「自分でも作れそう?いや、作りたい!」
と思って作りました。ただ作りたかったのです。


作った結果

思ったよりでっかいのができましたが、子が楽しそうにぶら下がっているのでヨシ!しかも、体を使った遊びができるので、バランス感覚が身についたように感じますし、寝付きが良くなった印象です。

好きな金具など取り付けてカスタマイズし放題!


本記事のゴール

作ってみたくなった人の参考になればと思い、自分なりの作り方を紹介します。※素人が作っていますので、荷重計算などしていません!自己判断での制作をお願いします。

1.どのぐらいの大きさにするか決める

自分の場合はネットを検索して色々な寸法を眺めながら、
横幅は1800、高さ1200のうんていを作ることにしました。
高さは標準だと1800近くあるものが多いのですが、
2歳からするとかなり高くて怖い。
1200でも、ジャングルジムがないと登ってくれませんでした。
写真の通り、今はジャングルジムを補助として使ってちょうどよくなっています。

2.設計図を書く

兎にも角にも設計図が重要です。
これが書ければ、あとは正確に作業をするだけです。

2x4材 8本を上部のようにカットしてもらいます。
丸棒は478mmを9本用意。
写真のように脚を2本組み立て、上にうんてい部をのせる感じ。
丸棒は芯芯の長さ176で作りましたが、最後がちょいズレ。

設計図を見てもらうと分かるのですが、材料切って金具でそれを接いでいくだけです。唯一難しい作業は丸棒の穴あけでした。詳細は後述します。

3.材料

材料は2x4材、木の丸棒、金具とネジだけです。

手で握る丸棒の直径について。
うんていは一般的に直径28mmが標準なようですが、ホームセンターに28mmの丸棒が売ってませんでした。在庫があったのは24mm、次が30mmでした。子供の重さを支える上では24mmでも問題ないだろう、とこちらをセレクト。
※24mmでも、大人65kgがぶら下がっても大丈夫です


4.材料の一覧と費用

トータルで必要な材料と、かかった費用は下記。

2x4 6ft✕8本 600円✕8=4800円
24mmΦの丸棒 1800mm✕3 1500円✕3=4500円
2x4用平板金物 4つ 200円✕4=1200円
2x4用 L字金物 4つ 300円✕4=1200円
金物用ビス 4✕16 計48本 300円
木割れしにくいコーススレッド 4.2✕75 500本入り 800円
計12,800円

2x4がセールになってて少し安かった。ラッキー。

5.加工に必要な工具

加工室がレンタルできるホームセンターは、工具のレンタルができるところが多いと思います。ほとんど組み立てて持ち帰るのですが、金物取付は家でやるので、インパクトが無ければ1泊でレンタルしてください。
先客が工具を借りていると、当日使えないケースが有りうるので、レンタル工具の在庫有無はした方が良いです。

レンタルできるであろうもの
・インパクトドライバー(ネジを締める、穴をあける)
・サンダー(ヤスリをかける)
・かなづち(玄能と言います)
・曲尺(かねじゃく、ケガキに使います)

購入が必要なもの
・布ヤスリ(サンダーにつけます)
・24mmのインパクト用ドリルビット(棒を通す穴を開けます)
・丸やすり(棒を通す穴の拡張に使います)
・ネジ 4.2x75 木割れしにくいコーススレッド 20本程度

レンタルできる工具はホームセンターにりますが、上記はだいたいあると思います

いよいよ作るぜ!

作業の確認

ホームセンターでは、以下の3パーツの完成を目指します。

脚部分を2つ、うんてい部分を1つ

具体的な手順は以下。

1.ホームセンターに上記の材料と、レンタルしたい工具の有無を電話で確認
2.現地に行き、必要な材料を購入し、工具をレンタルする
3.購入した材料全てにサンダーをかけ、ササクレ、バリを無くす(先に全体にサンダーかけるのが大事!)
4.材料を必要な大きさにカットしてもらい、カット部のバリをとる
5.丸棒を通す材にケガキをして、穴をあける
6.丸棒を実際に通し、うんていの上部を完成させる
7.足にケガキをし、踏み板をコーススレッドでとめる
(上記までをホームセンターで作り切っちゃう)
8.家に持ち帰り、金物を使って各パーツを組み上げて完成

とまぁ、文字で書くと簡単なのですが、実際の作業は結構大変です。
とくに5のケガキ&穴あけ!これは大変でした。
インパクトドライバーにかなり大きな24mmのドリルを装着して穴あけをするので、直角に穴があかないんですね。
しかもかなりパワーが必要。自分は14.4Vのマキタのインパクトドライバーでしたが、ずっとインパクトかかりっぱなしで穴あけが大変うるさかったです。

さらに大変だったのが6の丸棒を通す作業。丸棒をさして、斜め具合を確認し、直角がでるように丸ヤスリで穴を拡張しました。
金槌でガンガン打ち込んでなんとか完成しましたが、結果としてかなり斜めになりました。DIYだし、この辺はご愛嬌!
おそらく一発で綺麗な穴はあかないので、自身で作業をするためには丸ヤスリが必要になると思います。

穴あけ時にかなり木割れも起きましたが、ボンドとヤスリでカバー

これに金具を取り付けたら完成!

精度が出せなかったこともあり、全体が結構揺れる結果になりました。
激しく遊ぶようになったら補強金具を足そうと思っています。


みなさまも是非挑戦してみてください。
( ˘ω˘)スヤァ


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