若林、沼田1軍合流。選手の特徴をおさらい。

こんにちは、すずです。

この休養日/移動日で先発から桜井、中継ぎから高木京が降格になりました。

入れ替わりで昇格したのがスイッチヒッターの若林と育成から支配下になった沼田です。

せっかくなので2人の選手についてまとめてみようと思います。

若林晃弘 #37  

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17年ドラフト6位入団の内野手。プロ通算は108試合出場で60安打、5本塁打、11盗塁、打率.228。

お父さんは横浜大洋ホエールズに所属していた若林憲一さん。端正な顔立ちで「若様」と女性ファンも多い選手です。

若林は右投げ両打ちで足も速く、おそらくキャッチャー以外は全て守れるのかな、ユーティリティープレイヤーとしての活躍が期待されます。

実際小技もできるし、守備も計算できる能力の高い選手なんですが、実際はチーム事情で定着できていない感じです。増田大や田中俊も内外野守りますが、亀井や陽、移籍加入のウィーラーも複数ポジションを守ります。

良く言えばチームとしての危機管理が徹底されているのですが、若林は一つのポジションに定着した前提で複数を守る亀井やウィーラーと違いまだ1軍で確実な位置を作れていません。

昨年は吉川尚の離脱でセカンドレギュラーを掴みかけたんですが、今シーズンは主に代走と守備固め。2軍では打率.310で5本塁打OPS1.132と無双しているのですが、1軍では昨年は打率.239、今年は.273でOPSも.600~.680ほど。

ブレイクのきっかけがあと一つと言った選手です。

沼田翔平 #92

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18年育成ドラフト3位入団。今年は春のキャンプから一軍に帯同しオープン戦や練習試合でも好投。結果を残して支配下を勝ち取りました。

高卒2年目の選手なのでまだ20歳。戸郷や横川と同世代です。(2000年生まれ楽しみだな)

175センチ65キロと野球選手としては小柄で細身です。戸郷は186、横川は190ありますから。

育成だったので、昨年は2-3軍で出場。2軍の公式戦しか記録はつかないので3試合で9回を投げ2失点。今年は9試合で7.1回を投げて6失点。2勝1セーブを記録。

開幕前の1軍選手からすると調整期間ですが、そこではいい投球をしていたので、機会があれば上で試したいというのは首脳陣も思っていたと思います。

個人的にはテンポのいい投手が好きなので、沼田は入団当初から結構気になっていました。(昔だと上原とか越智とかね)

この動画を見ると、スライダーのキレがいいということなんですが、回転数はいいですが変化量はそこまで大きくなさそうですね。

テンポが速いので打者からするとちょっと間が取りづらいのかな。ストレートが150キロ以下だからチェンジアップが甘く入ると長打されそう。そう考えると直球とスライダーがやはり中心の組み立てになる。

球速がもう少し上がってくるか、落差は大きくなくていいから、スプリットや高速シンカーみたいな少し落ちる球があるといいのかなと思います。

昔中日にいた浅尾もテイクバックが小さくフォーム的には似てると思っています。浅尾の場合は落ちる球種が結構ありましたよね。フォーク、チェンジアップ、パーム。パームを決め球にしてたのって浅尾と帆足くらいかな。

すぐに1軍で中心になるのは難しいと思いますが、まだ若い選手なのでこの期間をプラスの経験に変えて頑張って欲しいです。

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