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月報Okishima Life 2024.8 タツベを限界まで使い続ける

湖西方面より帰還

先月末から日に日に獲れが悪くなり限界がきたので、8月突入早々、湖西方面から沖島近辺へとタツベを帰還させた。
よく二ヶ月も滞在できた。ありがとう!
また沖曳きで!

沖島近辺でもぼちぼちの獲れ

毎年のごとく、この辺りでもぼちぼちの漁獲はあったが、しばらくして細かなエビになっては獲れなくなった。少し足を伸ばしても同じようす。
今年は、スジエビが沖に出ていくのが早いのか?他の漁法をされてる方に聞いた情報も踏まえて、そんな気がする。昨年を思えば良い傾向だ。

タツベ→不慣れな時期の沖曳きへ切替

8月最後の週、大型台風の影響でタツベを一時避難させた。のろのろ台風だから漁再開は9月に入りそう。もうしばらくはタツベで様子を見る予定だが、少しでも沖曳きの方がとなれば、切り替えるつもり。
まだまだ経験値が浅いこれから年末までの沖曳きだから、より気持ちが入る。ここでの慣れで、もう一段階成長出来るか否かが、今年の勝負どころの一つでもある

タツベ一時避難

少しの工夫で仕事効率は変わる

1人での漁だと、より仕事効率を上げていかないと他の人たちと同様に成果は得られない。なので、『こうしてみたらどうだろう!?』と思ったことは、リスクや費用対効果などを勘案して、実験的にやってみる。これがハマればかなり嬉しい。
今までのところ、8割くらいは上手くいってる気がするっ!

タツベを限界まで使い続ける

タツベも他の漁具同様、間違いなく手に入りにくくなっている。(購入出来たとしても、そこまでの投資が出来るかどうか…)。
だから出来る限り破損は修復して、現場に復帰させて限界まで使い続ける。
自分たちが引退するまで保ったとしても、その後を思うと、変革を起こさなくては魚は獲り続けられないだろうなと日々感じてます。

第27回びわ湖横断リレー水泳大会

今年もサポート船として船を出した。今回は初めてチームの人たちを船に乗せて、安曇川から彦根までの横断を伴走する役割だったので不安もあったが、無事に時間内に横断達成!
チームの人たちが終始賑やかで、共に達成した感があって楽しかった。

昨年までの倍の40チーム参加で、この日の琵琶湖は賑やかだった。
チームの方々との別れ際、『また来年もよろしくお願いします!』とおっしゃってたので、『また来年!』かな。

魚の群れと泳ぐ

今年も隙間時間にそこら辺で泳いでるが、いつものお気に入りの場所に行くと、毎年と同じ魚の群れがあった。この中で泳ぐのがとても気持ち良くて、自然のなかで泳ぐ特別感がたまらない。
ただこの魚の種類が未だに分からず、見る度に気になって仕方ない。(陸に上がったら分かりそうだけど、水中での判別はまだまだ不慣れ。)

再開した夏祭り

継続が大変なこともあり、一度途切れかけた夏祭りが今年から改めて再開した。僕は当日の手伝いしか出来なかったが、スタッフ側として参加させてもらった。
今回は若手が中心となり、これから持続的なイベントにしていけるようにと店の数や花火は以前に比べ縮小しての開催だったものの、帰省されていたたくさんの子どもたちやその家族さんたちで港前が賑わった。
やっぱりこの賑わってる景色はいいな。と感じた。

今回はここまで

さて、漁はここからが自分にとっての今年の勝負どころ。12月までが繋がりさえすれば、周年を通しての漁師がひとまず完成するので、そこまで持っていくのを目標にあと数か月やっていきます!

では!

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