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ムードメーカーを誰が務めるかでチームが変わるという話

みなさんの学校や職場には「ムードメーカー」と呼ばれる人はいらっしゃいますでしょうか?
積極的に発言をして、その場を時には楽しく、時には真剣に、イニシアチブをとって多様に雰囲気を変化させてくれる、そんな頼もしい存在です。

しかし、タイトルにもありますがこのムードメーカーを誰が務めるかでチームの行く末が大きく変化するほど影響力を持っていることを忘れてはいけません。

そしてチームの原動力にもなるムードメーカーが持つべき必要な要素について考えたことを書いていきますのでぜひご参考にしてみてください。

僕が考える5つの要素を順番に話していきたいと思います。

・大前提、ポジティブであること

まず最初に、ポジティブであることが必要です。
なぜならムードメーカーというのは、ただ楽しくすることが求められていることではなく、チーム全体を良い流れへ運ぶ空気感を醸成することが求められているからです。良い流れを作り出すためには、ポジティブな思考が必要不可欠です。

・物腰の柔らかい話し方ができること

次に話し方についてですが、誰にとっても心地良い話し方ができることがポイント。言葉はその人の心を表すものです。棘のある話し方というのは少なからず誰かを傷つけてしまう可能性があります。本当のムードメーカーはそのチームの誰一人として置き去りにせず、全員を良い流れへ連れていきます。誰も傷つけないコミュニケーションを心掛けましょう。

・場の空気が読めること

「場の空気が読める」、この洞察力はとても重要だと考えます。
チーム全体の雰囲気が下がり気味のときには、プラスの声がけをすることだけが正解とは限りません。敢えてそこで厳しい言葉を使ってその場を締める、まったく見当違いな言葉を放って空気を和ませる。考えられうるコミュニケーションは何通りも存在するはずです。
「今、自分がどんな言葉を発するのが、チームにとってベストなのか」、
この空気が読めることと、ワードチョイスに長けている必要があります。

・誰に対しても平等に接することができること

ムードメーカーは人を差別することなくフラットに見ることができる人にしかできません。なぜなら、二つ目の項目でも少し話しましたが、誰一人として置き去りにしないことが大切だからです。例えば、誰かを置き去りにしたらその人を心配する人が生まれます。この時点で負の連鎖が起こり始めていますよね?良い流れを作るための行動としては、誰とも向き合うことを諦めない、そんな姿勢が必要です。

・話すのが上手いだけでなく、聞くのも上手であること

最後に「聞き上手」であることです。
ムードメーカーは、ある種自らの発信のみでは限界があり、チーム内の対話を通して、大きな、良い方向へのうねりを作り出していく、そんな存在です。そのためにはチームメンバーの話をよく聞いて、「相手の価値観や考えも全てチームにとって必要な要素である」、そんな気持ちで相手の話を聞けることも大切です。

僕はムードメーカーというのは、「盛り上げよう!」という気持ちよりも、
「チーム全員で進んで行くんだ!」という気持ちの方が遥かに重要だと思います。矢印が常に相手に向いている状態が理想です。

しかしこれはなかなか多くの人ができることではありません。
矢印が相手に向けられる為には、自分をしっかりと満たせていないとできないです。

まずは自分自身を大切にしてあげて、自分自身に良い流れを作れたら、次はそれを周りの人にも共有してあげてくださいね。

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