あなたのごはんは世界一!小一の息子がみそ汁を作ってくれた話。
息子がおみそ汁を作ってくれた。
図書館で見つけた本「みそしるをつくる」を読んで、作りたい!とのこと。
文章は高山なおみさん。
日々ごはんとか、読むの好きだったから嬉しいな。
絵本を見ながら、お椀に人数分の水を入れて鍋に注ぐ。
絵本では出汁を取るために、コンブとにぼしを5匹だったけど、我が家はコンブとしいたけ。
でも、キノコ嫌いの息子はコンブオンリー◎
30分水出しした後、弱火でくつくつさせてから、冷凍しておいたお揚げをカット。
包丁使うのも上手になったなぁ。
お味噌は信州味噌と自家製味噌のブレンド。
おたまとお箸で上手に溶いていく。
最後にお椀に乾燥ワカメを入れて、おみそ汁を注いで完成。
自分が作った方が速いのは当たり前。
だけど、誰かが作ってくれたものはやっぱり美味しい。
それが、小学一年生の息子が作ってくれたものならなおさら。
とりあえず、ごはんが炊けて、おみそ汁を作れたら、生きていけるよ。
わたしは、一人暮らしをしたことがなかったから、生活能力が、笑っちゃうくらい低くて笑。
料理は、失敗しながら覚えた。
料理教室に行ったり、レシピ本を見たり、友達に教えてもらったり。
夫は、名のある料理(パスタやピザやおでんやカレーなど)がしっかり作れるので、わたしはそれ以外の、名もなき適当料理を作るようになった。
「今日のごはんはなーに?」って子どもたちに聞かれると、答えに詰まるのは、その場その場の組み合わせだから。
でもね、そんな適当ごはんだけど、おいしいもの好きな食いしん坊のわたしは、自分の舌が満足できるものを作ってる。
そんなある日息子は、後ろから首にまとわりつきながら
「あなたのごはんは世界一!」
なんていう、一体どこで覚えたんだ?っていう、甘々なセリフをささやいてくれました笑。
だけど、そのセリフは、そのままお返しします。
あなたの作ってくれたおみそ汁は、世界一の美味しさだよって。
そんなわけで、今日もほどほどに力を抜いて、おいしいご飯を作りますよ。
またおみそ汁を作ってね。
ありがとうございます! サポートいただけましたら、より良い文章を書くために、書く以外の余白の時間の充実に使わせていただきます◎