行動にも種類がある。消費・投資・生産の違いをご存じですか?
いつもありがとうございます。すーです。
以前、「お金の使い方」の5つの分類について書きました。
一方、「行動」についても3つに分類することが出来ます。
消費・投資・生産です。
行動とは、自分自身が持つ「時間」を使うことと言ってもいいでしょう。自分が持つものは有限ですから、その使い方には注意を払いたいですよね。
3つの分類について、順番に見ていきますね。
消費とは
まず、消費とは、受け身かつ自分のリソースを失う行動のことです。多くの場合、他人が作ったものを享受しているだけの行動を指します。
生存のために必要な食べ物は、他人が作ったものを頂いています。娯楽も、たとえば映画やアミューズメントなどは、他人が作った作品や仕組みを享受しているだけですね。快楽や快適、楽しさを受け取るだけの場合は、だいたい消費です。
人間が生きるためには、多少は消費が必要です。しかし消費は、自分を取り巻く環境(外部環境)に自らの運命を委ねる行動です。環境に振り回されて消耗する原因となるため、過度な消費は禁物です。
投資とは
次に、投資とは、能動的に現在のリソースを投じて、将来の自分を強くする行動のことです。勉強や筋トレ、明日のための休息、活動しやすい環境づくりなどが当てはまります。
投資は、あなた自身が持つもの(内部資源、リソース)を増やし、自分の可能性や選択肢を増やすことに繋がります。地道な努力や馬力が必要なことも多く、へこたれそうになることもあるかもしれません。でも大切な事なので、日々、少しずつでも取り組んでおきたいですね。
生産とは
最後に、生産とは、蓄えたリソースを使って自分や他人に快を提供する行動のことです。ものづくりやサービスの提供など、他人にとって価値があるものを生み出す行動です。
生産ができると、結果的に人間関係やお金、経験やノウハウが手に入ることがあります。私たちは、誰かが生産したものを受け取って、消費しています。人々が生産した人の下に集ったり、対価を支払ったりするのは道理ですよね。自分から与えると、結果的に何かを受け取ることがある、ということです。
行動する前に少し考えてみる
時間を使うときには、一歩立ち止まって、
「これは消費だろうか? それとも投資や生産かな?」
と自問自答する習慣をつけるといいです。
あまりにも消費が多いようなら、自分でブレーキを掛けられるようになりますね。
自問自答の注意点
ここで1つ注意点があります。
もし「投資だ」と思ったとしたら、もう一歩踏み込んで
「はたしてそれは、生産のめどが立つ投資か?」と、
自問自答してみましょう。
胸に手を当てて考えてみると、
実は、投資という名目の「消費」だったりしませんか。消費や投資って、いま成果を出す必要がないのでラクで楽しいんですよね・・・。うっかりすると易きに流れがちです。
人間とは、自己欺瞞(自分で自分を騙すこと)により、都合の悪いことから目を背けてしまうものです。自分を騙して消費に走るくらいだったら、正々堂々と消費したほうがマシです。だって自分の人生です、誰にも文句を言う権利はありません。どうせ消費をするなら、全力で快を享受しなきゃ損ですよ。
その代わり、自分が消耗するリスクは引き受けましょうね。この記事を読んでくれるあなたは、きっと自己マネジメントが出来る方です。
人生の目的のために、自分の行動をマネジメントする
人生の目的とは、「幸福を最大化すること」だと、私は思います。
自分自身が持つもの(リソース)を増やして強くなって、行動できる可能性を広げる。行動して、成果を出せるようになれば、少しずつ幸福を最大化できそうですよね。
そのために、行動する前に自問自答する。
自分をマネジメントして、「投資」や「生産」の行動量を増やす。
ね、シンプルでしょ?
この記事があなたの参考になれば嬉しいです。
これまでのまとめ:
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