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高校数学の勉強を考えてみる Part3 大学入試向けの場合その2

こんにちは、これが124本目の記事となったすうじょうです。さて、今回は、少し前に書いて続きを書きたいと言っていたPart2の続きです。Part1、大学入試向けでない場合について話した記事と合わせて以下にのせます。

高校数学を受験のために学ぶときの勉強法その2

前回Part2では、勉強の方法に重点を置いて話したので、今回はその他注意事項など私の考えを話します。

まず、受験勉強を楽しむべきかどうかという話がありますが、無理に楽しむ必要性はないですが、楽しめた方がいいという考えです。どこかぱっとしない解答ですが、楽しんだ方が継続しやすいという点では楽しむのが理想です。しかし、高校数学は好きな人とそうでない、あるいは嫌いな人とが大きく分かれる科目だと思います。難しくてよく分からないという人ほど嫌い人る傾向があると思われます。その人たちに数学を好きになってもらうというのは素晴らしいようですが、無理してまで好きになってもらう必要はないというのが私の考えです。受験のために必要なことは、ドライなようですが、数学が好きであることではなく、問題が解けることだと私は考えています。前回も書きましたが、嫌いな子には問題が解けたという達成感を積み重ねて数学への苦手意識をなくしていくことこそがよいのだと考えています。以前書いた次のエッセイの内容を踏まえて以下を話します。

達成感を積み重ねるというのは、つまり、成功体験を積み重ねることだと思います。そのためには、本人が主体的に解けるであろう適切な問題を問題集などから選択するか、周囲の親や先生、塾などがそのような環境を用意することが必要です。一番大事なのは、勉強する当人のやる気です。数学は嫌いだとしても、大学合格という目標達成のための情熱があるかどうかが重要です。これがなければ、勉強を自ら進んでしたりはしません。勉強を強制するという方法もなくはないですが、そうすると身につくものも付かなくなると考えています。そして、勉強する当人のやる気を引き出すのは自分自身か学校や塾の先生あるいは同級生や先輩です。その意味で、周囲の環境は重要だと思います。

次に高校数学における具体的な話をします。ここでの適切な問題というのは、本人が得意な分野は少し背伸びした問題だけどまったく手が付かないわけではないというレベルを選択し、苦手な分野は基礎的な知識や考え方を形成してくれるような優しめのレベルを選択すべきだと考えています。しかし、ずっとそのレベルに甘んずるのではなく、得意をさらに得意に、苦手を普通にあるいは得意にしていくために問題のレベルを徐々に上げていくことがよいと思われます。(塾とかの広告にありそうなフレーズですね)

さらに、採点するときは単に答えがあっているかどうかの○×ではなく、途中過程の考え方が正しいのかどうかを教えてもらうべきだと思います。間違いには、才能のある間違いとそうでないものがあると思います。才能のある間違いというのは、基本的な考え方はあっているけど計算ミスや勘違いで間違えた場合ですね。その場合は、そこまで深く気にする必要はありません。少し修正するだけで改善するのですから。しかし、そうでない間違いの場合は反省が必要です。考え方をインプットしなおしたり、解きなおして自分のものにする必要があります。つまり、△で部分点を付けた方がいいということです。実際の入試でも模試でも数学は部分点が付けられるといわれます。というよりも多くの場合付けられると思います。その基準の違いはあるかもしれませんが、そうすれば受験生の理解度ごとに差を付けられるからです。

ここまで、Part1・2・3で大学入試がある場合とそうでない場合についてかなり長々と勉強方法を考えてみました。これらについて、私は教育関係者ではない素人なので、全体的に異論・反論を認めます。人によって様々な考えがあって当然で、勉強方法の議論は自由であるべきだと考えています。ちなみに、以上の話はたまたま高校数学に限っていますが、自主的に勉強するとき全体で高校数学以外にも同様に言えることです。例えば、英語の勉強、大学レベルの数学を先取りや勉強してみる、漢検の勉強、クイズの勉強、プログラミングの勉強、Youtuberになるための勉強など多少形を変えれば何にでもあてはめられると思っています。私の稚拙な文をここまでお読みいただきありがとうございます。では。

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