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理想的な宿題の形を考える Part2

こんにちは、これが94本目の記事となったすうじょうです。さて、今回はなんと8月6日という昔?に書いた「理想的な宿題を考える」の続編を約2か月ぶりに書きたいと思います。続きを書きそうな文言は残していましたが、ここまで遅くなるとは・・・最近は、過去のnoteの続きやらまとめやらを出すようにしてネタ不足を解消しているのが分かるような状態ですが、別に新しいネタが不足しているわけではありません。年末でもないのに、大決算をしようとしているだけです。何が差し迫っているのかは自分でもわかっていません。閑話休題。

前回の内容を軽く触れておきます。前回は理想的な宿題の形というものを考えていくなかで、過去の以下の記事を前提として、演習型の課題について考えていきました。

では、本題を始める前に上の記事の概要を説明します。これは、ほとんど前回の記事のコピペなので、読まなくても構いません

宿題は必要なのか

そもそも、宿題は生徒・児童のために存在するので、宿題には、その目的とその目標効果が明確に決まっていないといけないと思っています。ただ、多くの子にとって宿題は、嫌で面倒で、足枷のようなものだと考えられていると思います。そのうえで、生徒・児童に効果のない宿題の取り組み方を3例挙げました。具体的には、上の記事をご確認ください。そして、私なりに宿題が適切であるのかどうかを検討しました。演習型の課題では、システム的な限界があるが、やはり全員共通で同じ問題を宿題とするのは理想的な宿題という視点で見ると、間違っているという考えに至りました。そして、自由型の課題では、文章の構成力や創造力を養うために必要だという結論になりました。最終的には、今の形態がベストかといわれるともっと良い形があるのではないかということを述べました。

理想的な自由型の課題とはどのようなものか

ということで、今回はその理想的な形について考えていく続きをしたいと思います。前回は、演習型の課題に対象を絞って話しましたので、今回は自由型の課題です。

本題の前に一つ。こういったテーマには、答えは一つに定まらず、他にも様々な考えがあるとは思いますが、あくまで一意見としてお読みください。なので、ここからは、あくまで私個人(私は先生ではありませんので、どちらかというと生徒視点です)の意見とお思いください。

また、注意点を言っておきますが、今から言うのはあくまで理想論です。実際に実行するには、費用が必要で、学校の運用体制を変えないといけなくて、難しさがあることは私も承知しています。ただ、日々テクノロジーが進化しているこの時代の中で将来的に目指すべきだと思う教育の形という意味で話しています。

まず、自由型の課題というのが何かを話します。私は上の記事の中で、大学でのレポートや読書感想文、プレゼンの準備、自由研究などのように各人がある程度の決まった制約の中で自分でどうするのか内容や量を検討し、決定できる課題のことだと定義しています。さて、その理想の形ですが、これは生徒や児童が本当に自由にかつ独創的に課題に取り組めるような環境を整える必要があると思います。つまり、どのようにやることができるかという具体例が示してあったり、簡潔で分かりやすいフォーマットの設定だけでなく、書いたり作ったりするための資料を手軽に参照でき、資料の数が多すぎると思われるほど十分に確保されているようにするべきだと思います。

あとは、ここから具体的な例別に話していきます。まず、大学のレポートやプレゼンは各自が調べて作成するので、課題を出す側が環境を整備する必要性は高くないと思います。強いて挙げるなら、大学図書館の蔵書を充実させることや専門的なことなら参考資料例を示すことくらいです。次に、読書感想文ですが、まず先ほど言ったように簡潔で分かりやすいフォーマットの設定をしておくことと課題本を限るのであれば児童や生徒の読解レベルにあった適切な図書を選ぶ必要があります。また、あらすじ紹介に終始使うような感想文を避け、自身の経験や考えを絡めながら書けるように促す必要があると思っています。それこそ、理想の感想文を示してもよいと思います。他にも、小学生ならテンプレシートみたいなものを用意してそれにまとめた内容に厚みを持たせれば感想文が完成できるようにしてもよいかもしれません。最後に自由研究ですが、これは基本テーマ自由です。なので、理想的なテーマの例を多く示すことが必要だと思っています。また、理想的な提出物の例を過去のものからでもよいので挙げてみてもよいかもしれません。分野は科学だけでなく、文学や哲学など多岐にわたってよいと考えています。あえて、絞りすぎないことでより自由に考えてもらうことができると思っています。実際はそれでも何をすればよいか困るかもしれませんがね。

ここまで、私なりの理想的な宿題についての私個人の意見を述べました。よく考えると、前回の記事を示していませんでしたね。

これで、前回と今回とで宿題の理想的な形についておおよそ間あげ終わりました。今後もこのような考察というか意見を述べることはやっていきたいと思っています。では。

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