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中学・高校の授業で経験した剣道の話

こんにちは、毎日投稿71日目のすうじょうです。さて、今回は数日ぶりに自分の経験や思いを語るエッセイです。内容は、タイトルの通りで過去の記憶を思い出しながら話していきます。

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最初に言っておくが、私は運動全般が苦手な人間だ。体育では、実技が最低評価が続くようなタイプだ。走るのも学年でダントツに遅いし、ボールを投げても全然飛ばない、球技のセンスもない。水泳もほぼ泳げない。まあ、自分で体を鍛えておらず、運動部に入っていなかったから当然のように改善はしないまま、高校まで終了した。唯一、バスケットボールが少しマシな程度できるくらいだ。このnoteは、そういった人間が書いているものだと承知してもらいたい。

さて、本題に入るが、みなさんは、小学校から高校までの学校教育の体育授業の中でどのようなスポーツをしてきただろうか?

サッカー、野球、ソフトボール、バレーボール、バスケットボール、テニス、水泳、陸上競技などが王道だろう。

人によっては、柔道や剣道、合気道などをやったという人もいるのではなかろうか。これらは、部活として経験する人もいる競技だ。

私は、中学・高校ともに剣道部が存在する公立学校だった。そして、たまたまだと思うが、体育教員の中で一人剣道経験者がおり、ともに剣道部の顧問の先生となっていた。そんな縁のためか、学校の授業でも剣道の時間があった。

まずは、中学校の話をしよう。中学校では、コワモテの男の先生が体育の担当教員だった。彼は、顔からも推測できたように怒ると、かなり恐い。この先生の話をすると、脱線するので話さないが、いくつか印象的なエピソードのある先生だった。そして、剣道というものに人生で初めて触れたのが、その先生の体育の授業でのことだ。そこでは、競技用の木刀ではなく、授業用に簡素化された木刀を用いて、すり足での移動から木刀の持ち方、面・小手・胴(防具をつけていないので、寸止めだけだった)の方法までをやった。

木刀は以下の画像のようなものだった。

木刀

記憶が正しければ、利き手で木刀の鍔の部分に親指?を当てて、握って、反対の手は下の方を握るような持ち方だったと思う。すり足の練習を重ねると、基本的な移動には慣れていった。移動が慣れると、素振りも一応できるようになった。面・小手・胴もそれぞれ不格好ではあったが、一通りできるようになった。書き忘れていたが、面・小手・胴をするときは、大声で各技名を叫ばなければいけなかったので喉への負担がすごかったと思われた。体育が苦手な私にしては、できるほうだったのではないかと思う。

中学では、そのくらいしかしていないと思う。記憶が正しければの話であるが・・・

次に、高校での話だ。高校は、中学とのつながりは皆無なので、初めからやり直した。まあ、中学・高校での部活経験者以外はほとんど初めての人なので、当然のことであったことを書いておく。先生は、怒ると恐いのは確かだが、剣道経験者の女性の先生だった。授業自体は、剣道・柔道・陸上の3つから選択して受けるタイプの授業でのことなので、中学の時ほどは人数がいない。自分自身も数年ぶりに行うので、思い出しながら取り組んだ。高校では、木刀ではなく、競技用のものとほぼ同じ竹刀を用いて行った。そして、すり足、面・小手・胴の動作と声を一通り行った。このときに、すり足のやり方がまずかったのか、足の皮がむけて保健室に行くことになったことがあったと思う。その後は、その部分に絆創膏を付けてしばらく取り組んでいた覚えがある。

その後からは中学とは違い、やや本格的になった。剣道の防具を人数分用意され、防具の付け方を教わり、防具を付けての練習で実戦的な練習もあった。つまり、防具に当てて行われる練習だ。礼や構えをして行うかなり本格的な模擬試合を行った。とはいっても、本気で当てることはないので、痛かった覚えはそこまでない。実技テストは、振りを一通り行うのと模擬試合だったと思う。楽しかった部分もあるけれど、やはり大変だった気がする。動きに加えて、礼の作法や声も必要だからだ。

ここまで、剣道の実技的な面について中心的に書いたが、実際は剣道というのは武道であるので、精神的な面も学ぶ競技だ。高校のときは、精神的な話もされたと思う。今は、詳しいことは覚えていないが、これらの経験で対戦相手のことを尊敬し、思い取り組むことについて学んだ。そして、日本人としての大切な精神の一つを少しではあると思うが、学び取れたのではないかと思う。私は理系だが、こうした精神性の話も重要だと考えているタイプである。

剣道防具と竹刀は以下の画像のようなものだった。

剣道

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以上、私の記憶と思いを伝えるエッセイでした。では。

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