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【本ログ】奇界遺産2

 写真集としては異例のヒットを記録した『奇界遺産』の続編。

ただ美しいという言葉だけでは語り切れない、アンダーグラウンドな世界の片鱗を感じられる一冊だ。

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この本には、世界中の奇妙な人・物・場所など様々な写真が収められている。

たとえば、
・ある意味では芸術的にも見えるブッダ像の大群
・オカルト要素満載の呪術文化やUFO基地
・東南アジアの生け贄儀式
…などなど。

美しくも奇妙な写真のオンパレード。

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数ある写真の中でも、特に印象に残ったのは「チェルノブイリの卵」だ。

チェルノブイリは、1986年に原子力発電事故が起こった場所。放射線物質の危険性が非常に高いため、今現在もなお立ち入りが禁止されている区域である。この区域の境目に「チェルノブイリの卵」はある。

チェルノブイリの卵は、タイムカプセルだ。事故前に出来上がったものであり、原子炉と同じ素材で作られている。

再びチェルノブイリに踏み入ることができるようになるのは、この卵が崩壊するであろう約1000年後。その時まで静かに佇む卵が、この先1000年も続く事故の爪痕を物語っているようだ。

丸いフォルムで可愛らしい卵に、重苦しいストーリーを含んだこの写真。そのギャップに心が引き込まれた。

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『奇界遺産』には他にも、美しくも考えさせられる光景、奇妙で理解不能な遺産などが詰まっている。

いつもとは違う角度で好奇心をくすぐられたい方、仕事のアイディアやインスピレーションが欲しい方におすすめだ。

前作もある。

2作目を製本させるほど話題になった写真集。思わず好奇心がくすぐられてしまう。


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