すと世界

2018年秋に発表した、社会派ミステリー『フワつく身体』を連載いたします。 発売からか…

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2018年秋に発表した、社会派ミステリー『フワつく身体』を連載いたします。 発売からかなり経ったので全話無料になりました。 物理版はあと少し在庫がありますので、お問い合わせください。 https://sutosekai.booth.pm/items/1721403

マガジン

  • フワつく身体:第四章:解決編

  • フワつく身体:第三章:罰

  • フワつく身体:第二章:闇の女神

  • フワつく身体:第一章:消えた少女

    文学フリマなどで頒布したミステリー小説『フワつく身体』の一章、一回~7回までのまとめです。

最近の記事

蝕まれ、転落していく加奈。だが、美頼はそれを止める術が見つからない。あの頃の誰もが加奈に届く言葉を持っていなかった。或いは『フワつく身体』第三十三回。

※文学フリマなどで頒布したミステリー小説、『フワつく身体』(25万文字 366ページ)の連載第三十三回です。(できるだけ毎日更新の予定) 初回から読みたい方はこちら:「カナはアタシの全て……。1997年渋谷。むず痒いほど懐かしい時代を背景にした百合から全ては始まる。」 前回分はこちら:二十年越しに環によって暴かれる加奈の秘密。そして、犯人は言う。「加奈は生きている」と。或いは『フワつく身体』第三十二回。 『フワつく身体』ってどんな作品?と見出し一覧はこちら:【プロフィー

    • そして、この仁なき世界に麒麟はきたか?(クソ長い考察と総評)

      ☆コロナ関連を示す文字があると、noteは上記の警告を出すので、コロナは放送休止の件で触れているだけです。 ただの麒麟がくるの考察ですよ。  コロナパンデミックによる放送休止を挟んだために、年をまたぐことになった麒麟がくるは2月7日最終回を迎えた。最終回の余韻の中で、ふとよぎったのは、この物語を自分はちゃんと読み解けていないであろう、ということだった。  一度目の緊急事態宣言中は画面に重なるL字テロップのせいで、内容があまり入ってこないこともあったし、放送休止の間に前半を忘

      • あとがき、或いは深川環はなぜ、ただの巡査長であらねばならなかったか。

         この本を手にとっていただき誠にありがとうございます。三、四年前から、九十年代を舞台にした話というのはぼんやりと構想にあったのですが、鎌倉時代を中心とした歴史物なんかをやっていて、世に出す機会はないだろうと思っておりました。  それが、昨年の夏前ぐらいに、ババババーっと構想を思いついて、読者がどれだけいるか分からないけど、書きたいんだから書いちゃえ形にしたのがこちらの作品でございます。  最初は今年の五月の文フリで出すつもりでしたが間に合わず、十一月の頒布になりました

        • 事件の全貌、そして我々が生きた時代の歪みが暴かれた後、彼女たちの思いは渋谷の風に消えていく。あるいは、『フワつく身体』第四十回(最終回)

          ※文学フリマなどで頒布したミステリー小説、『フワつく身体』(25万文字 366ページ)の連載最終回です。有料記事となります。 【値下げしました!】 ※最終章のみ有料での掲載になります。1記事100円×5回、合計で500円になり、通販で購入するのと同じ値段になります。 今までお付き合い下さり、誠にありがとうございました。四十回の長きに渡り連載してきました『フワつく身体』本日最終回となります。 なお、明日、後書きのみ無料公開いたします。 初回から読みたい方はこちら:「カ

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        蝕まれ、転落していく加奈。だが、美頼はそれを止める術が見つからない。あの頃の誰もが加奈に届く言葉を持っていなかった。或いは『フワつく身体』第三十三回。

        • そして、この仁なき世界に麒麟はきたか?(クソ長い考察と総評)

        • あとがき、或いは深川環はなぜ、ただの巡査長であらねばならなかったか。

        • 事件の全貌、そして我々が生きた時代の歪みが暴かれた後、…

        マガジン

        • フワつく身体:第四章:解決編
          3本
        • フワつく身体:第三章:罰
          13本
        • フワつく身体:第二章:闇の女神
          15本
        • フワつく身体:第一章:消えた少女
          7本

        記事

          悲劇の後の美頼の行方。そして、犯人が明かす「フワつく身体」とは。或いは、『フワつく身体』第三十九回。

           ※文学フリマなどで頒布したミステリー小説、『フワつく身体』(25万文字 366ページ)の連載第三十九回です。  次回!いよいよ最終回! 初回から読みたい方はこちら:「カナはアタシの全て……。1997年渋谷。むず痒いほど懐かしい時代を背景にした百合から全ては始まる。」 前回分はこちら:「こういうことだったんだな、この国で偉くなるってのは」とその人は言った。そして明らかになる加奈の行方。或いは『フワつく身体』第三十八回。 『フワつく身体』ってどんな作品?と見出し一覧はこ

          悲劇の後の美頼の行方。そして、犯人が明かす「フワつく身体」とは。或いは、『フワつく身体』第三十九回。

          「こういうことだったんだな、この国で偉くなるってのは」とその人は言った。そして明らかになる加奈の行方。或いは『フワつく身体』第三十八回。

          ※文学フリマなどで頒布したミステリー小説、『フワつく身体』(25万文字 366ページ)の連載第三十八回です

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          「こういうことだったんだな、この国で偉くなるってのは」…

          そして、明らかにされるあの時、何があったのか。だが、美頼が遺した言葉の意味、その謎は残ったままだった。或いは『フワつく身体』第三十七回。

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          そして、明らかにされるあの時、何があったのか。だが、美…

          深夜の渋谷駅、環は犯人と対峙する。すべてのからくりを披露する。だが、まだこの話には加奈がいない。或いは『フワつく身体』第三十六回。

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          深夜の渋谷駅、環は犯人と対峙する。すべてのからくりを披…

          環は警察官としての日常に戻る。だが、事件がそれを許さない。或いは『フワつく身体』第三十五回。

          ※文学フリマなどで頒布したミステリー小説、『フワつく身体』(25万文字 366ページ)の連載第三十五回です。(できるだけ毎日更新の予定) 初回から読みたい方はこちら:「カナはアタシの全て……。1997年渋谷。むず痒いほど懐かしい時代を背景にした百合から全ては始まる。」 前回分はこちら:工事中の現場から首つりの仕掛けが見つかったという。だが、環はもう事件に関わらないと決めていた。或いは、フワつく身体第三十四回。 『フワつく身体』ってどんな作品?と見出し一覧はこちら:【プロ

          環は警察官としての日常に戻る。だが、事件がそれを許さない。或いは『フワつく身体』第三十五回。

          工事中の現場から首つりの仕掛けが見つかったという。だが、環はもう事件に関わらないと決めていた。或いは、フワつく身体第三十四回。

          ※文学フリマなどで頒布したミステリー小説、『フワつく身体』(25万文字 366ページ)の連載第三十四回です。(できるだけ毎日更新の予定) 初回から読みたい方はこちら:「カナはアタシの全て……。1997年渋谷。むず痒いほど懐かしい時代を背景にした百合から全ては始まる。」 前回分はこちら:蝕まれ、転落していく加奈。だが、美頼はそれを止める術が見つからない。あの頃の誰もが加奈に届く言葉を持っていなかった。或いは『フワつく身体』第三十三回。 『フワつく身体』ってどんな作品?と見

          工事中の現場から首つりの仕掛けが見つかったという。だが、環はもう事件に関わらないと決めていた。或いは、フワつく身体第三十四回。

          蝕まれ、転落していく加奈。だが、美頼はそれを止める術が見つからない。あの頃の誰もが加奈に届く言葉を持っていなかった。或いは『フワつく身体』第三十三回。

          ※文学フリマなどで頒布したミステリー小説、『フワつく身体』(25万文字 366ページ)の連載第三十三回です。(できるだけ毎日更新の予定) 初回から読みたい方はこちら:「カナはアタシの全て……。1997年渋谷。むず痒いほど懐かしい時代を背景にした百合から全ては始まる。」 前回分はこちら:二十年越しに環によって暴かれる加奈の秘密。そして、犯人は言う。「加奈は生きている」と。或いは『フワつく身体』第三十二回。 『フワつく身体』ってどんな作品?と見出し一覧はこちら:【プロフィー

          蝕まれ、転落していく加奈。だが、美頼はそれを止める術が見つからない。あの頃の誰もが加奈に届く言葉を持っていなかった。或いは『フワつく身体』第三十三回。

          二十年越しに環によって暴かれる加奈の秘密。そして、犯人は言う。「加奈は生きている」と。或いは『フワつく身体』第三十二回。

          ※文学フリマなどで頒布したミステリー小説、『フワつく身体』(25万文字 366ページ)の連載第三十二回です。(できるだけ毎日更新の予定) 初回から読みたい方はこちら:「カナはアタシの全て……。1997年渋谷。むず痒いほど懐かしい時代を背景にした百合から全ては始まる。」 前回分はこちら:防犯カメラに映っていた女は、黙秘しつづける。なぜ、彼女は環の行動を掴んでいたのか。或いは『フワつく身体』第三十一回。 『フワつく身体』ってどんな作品?と見出し一覧はこちら:【プロフィール記

          二十年越しに環によって暴かれる加奈の秘密。そして、犯人は言う。「加奈は生きている」と。或いは『フワつく身体』第三十二回。

          防犯カメラに映っていた女は、黙秘しつづける。なぜ、彼女は環の行動を掴んでいたのか。或いは『フワつく身体』第三十一回。

          ※文学フリマなどで頒布したミステリー小説、『フワつく身体』(25万文字 366ページ)の連載第三十一回です。(できるだけ毎日更新の予定) 初回から読みたい方はこちら:「カナはアタシの全て……。1997年渋谷。むず痒いほど懐かしい時代を背景にした百合から全ては始まる。」 前回分はこちら:あの時、加奈は美頼の知らない遠くへ行ってしまった。加奈の中にあるものを美頼はまだ知らない。或いは『フワつく身体』第三十回。 『フワつく身体』ってどんな作品?と見出し一覧はこちら:【プロフィ

          防犯カメラに映っていた女は、黙秘しつづける。なぜ、彼女は環の行動を掴んでいたのか。或いは『フワつく身体』第三十一回。

          あの時、加奈は美頼の知らない遠くへ行ってしまった。加奈の中にあるものを美頼はまだ知らない。或いは『フワつく身体』第三十回。

          ※文学フリマなどで頒布したミステリー小説、『フワつく身体』(25万文字 366ページ)の連載第三十回です。(できるだけ毎日更新の予定) 初回から読みたい方はこちら:「カナはアタシの全て……。1997年渋谷。むず痒いほど懐かしい時代を背景にした百合から全ては始まる。」 前回分はこちら:ハロウィンの夜に起こったもう一つの事件。その姿を追うと、被害者の「罰」という言葉が明らかになる。或いは、『フワつく身体』第二十九回。 『フワつく身体』ってどんな作品?と見出し一覧はこちら:【

          あの時、加奈は美頼の知らない遠くへ行ってしまった。加奈の中にあるものを美頼はまだ知らない。或いは『フワつく身体』第三十回。

          ハロウィンの夜に起こったもう一つの事件。その姿を追うと、被害者の「罰」という言葉が明らかになる。或いは、『フワつく身体』第二十九回。

          ※文学フリマなどで頒布したミステリー小説、『フワつく身体』(25万文字 366ページ)の連載第二十九回です。(できるだけ毎日更新の予定) 初回から読みたい方はこちら:「カナはアタシの全て……。1997年渋谷。むず痒いほど懐かしい時代を背景にした百合から全ては始まる。」 前回分はこちら:花屋の防犯カメラに映った女。そして、踏切事故の現場にも映り込んだ女。或いは『フワつく身体』第二十八回。 『フワつく身体』ってどんな作品?と見出し一覧はこちら:【プロフィール記事】そもそも『

          ハロウィンの夜に起こったもう一つの事件。その姿を追うと、被害者の「罰」という言葉が明らかになる。或いは、『フワつく身体』第二十九回。

          花屋の防犯カメラに映った女。そして、踏切事故の現場にも映り込んだ女。或いは『フワつく身体』第二十八回。

          ※文学フリマなどで頒布したミステリー小説、『フワつく身体』(25万文字 366ページ)の連載第二十八回です。(できるだけ毎日更新の予定) 初回から読みたい方はこちら:「カナはアタシの全て……。1997年渋谷。むず痒いほど懐かしい時代を背景にした百合から全ては始まる。」 前回分はこちら:美頼に対する大人たちの答えはいつも、曖昧で矛盾に充ちている。そして加奈の中の闇が少しずつ露呈してくる。或いは、『フワつく身体』第二十七回。 『フワつく身体』ってどんな作品?と見出し一覧はこ

          花屋の防犯カメラに映った女。そして、踏切事故の現場にも映り込んだ女。或いは『フワつく身体』第二十八回。